2019年7月25日木曜日

[6784] 小松均

画家 小松均
 ここ村山市で育った凄い日本画家がいる。
 小松均(19021989)だ。彼の描いた墨絵最上川三難所は大変迫力があり、カッコいい。
 最上川は、延長229kmで、一つの県のみを流域とする河川としては、国内最長。日本三大急流の一つとも言われ、船がなかなか通りにくい三難所がある。三難所は全て僕が住んでいる村山市にあり、碁石を並べたように岩が突起する「碁点」、川底に細い岩礁が三層をなす「三ヶ瀬」、岩礁が川底全体をおおい急流になっている「隼」の3つがある。ここを通る船下り観光がある。
 小松均の三難所の絵の中でも僕が好きなのが『碁点』(94×368cm)の絵だ。こんなかっこいい最上川の絵を展示してこそ、最上川美術館だろうと思った。しかしその絵は京都府大原の小松均が住んでいた家を美術館にして展示されているらしい。ネットで見た限りもうかなり古い家だ。この絵を故郷の最上川美術館に保存したいものだ。 
*写真は本物の絵の左半分です。

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