2015年1月16日金曜日

[5133] 高次の道

粘土ペタペタしながら思った。昔は盲腸(虫垂)なんて必要ないものだと言われていた。ところが最近、大切な器官であることが解ったと言う。おかしな話だ。だいたいなんで虫垂を必要ないものだなんて決めたのだろう。安直だ。今の中途半端な知識で全てをこうだと決めてはいけないだろう。とっても大切なものを取り逃がしちゃうことになる。
 人間の役割はなんなのか? 誰にも答えられない。つまり今現在、我々が考えていることで結論は出てないわけだ。人間はこれから先、とてもすばらしことを知るかもしれない。これを知るためには虫垂のような一見無駄なもの、必要ないもの、滅びゆくもの、虐げられたもの、些細なものにこそ目を向けることだろう。なぜならこのような周辺をしっかり観れば、振り子のように反対の中心や頭脳が進むべきもっと高次の道に気付くと思うのだ。

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