今日本は原発推進と反原発という二つに心が分かれている。どちらもこの地のことを思っているのだろう。そこでちょいと考えてみた。
今の権力者は知る通り原発を推進して突き進んでいるから、原発推進者は権力側ということになる。推進者は自分好みの情報を選ぶから情報が偏る。反原発者は今のところ反権力側である。権力を持つ強者の反対だから大衆や弱者である。こちらも情報は偏る。強者側から見た社会というものは強者と弱者で二分している。依頼心の強い主従関係である。ところで弱者から見た社会というのが面白い。強者も同じ人間であるから、自然界の法則の老病死には勝てぬ。いわゆる強者とて弱者なのである。一段踏み込んだところでは二分していないことになる。
帝釈天と阿修羅が過った。権力を奪還しない権力から距離を置いた弱者の味方が必要なのだと思う。
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