山好きのおじさんが雪の中から掘り起こした大根やキャベツを持ってやってきた。おじさんは、自分は他人に嫌われているから誰も相手してくれないと言う。
普通人は、自分の思考や感情に合わない話しは、聞こえない、理解できない、抵抗するかだ。このおじさんはそれよりひどく、相手がいないも同然として勝手に話す。聞いてくれる人は人でなくても犬・猫でもいいわけだ。そりゃあ、嫌われるわ。こんな情景が過った。
おじさんは犬を見ながら「うだかだほだみだんだがらんだべ」と熱く語る。犬はポッとした目でおじさんを見つめる。(おじさんが言っている通りだ、そうそうそうだよ)てな意味としておじさんは理解する。
今度は猫を見ながら「あそごのあすごがらづづっとおづだらんだべ」と山での困難を語る。猫はおじさんの腕にすりすりする。(いやあ、おじさん大変だったね、苦労がわかるよ)てな意味としておじさんは理解する。
動物と会話できる人、おじさん、完璧じゃん!
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