2015年2月4日水曜日

[5152] 空虚

魚屋さんからやって来た隣の家の猫がいなくなって一ヶ月。年齢8ヶ月程。写真は魚屋さんに迷い込んだばっかしの頃。隣の猫だからそんなに会うこともないのに、こんなに辛くて寂しいとは。人懐っこく可愛い猫だったからだろうか。ワシも涙腺がゆるくなったか。しかしどこにいったのだろう? この雪じゃぁな…… 何で猫は雪の日にどっかに行くのだろうかね? 疑問と後悔、いろんな考えが頭を占領する。己の寂しさや空虚感を言葉で埋めようとしているんだろうと思う。
 なんでもそうだが無くなる前には、無くなったあとの寂しさなんてピンとこない。無くなって初めて大事だったと気付き、空しくなる。
 形の悪いものや少数なもの、金にならないものなどが、これから先どんどん無くなるだろう。発展とは空虚になることではなく、心豊かになることだと思うな。

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