「見たこともない画材屋自在堂さんを、じっと覗き見しているような変な感じで、すごい面白かった」
覗き見か! なるほど。12年もの間、ワシはあの画材屋の何から何まで、心の奥まで無意識に観察していたみたい。少々変態だ。観察っていうのは花や虫、海や山、夕焼け空をジッと見るような、時間の経つのも忘れ、いつの間にか自分の事も忘れてしまう。
忘我するほど無我夢中な観察を一生できればさぞ面白かろう。
この小説、ドキュメンタリーとも言われたが、リアルな覗き見的観察記録でもあるんだろうね。
観察好きの方はどうぞ。
写真は小説本を立体化したもの。
開かないから読めないけど、ジッと観ることならいつまでもできます。
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