ウツになって引き蘢り、半年以上も人に会わず、とうとうウツを克服したヤツが福島からやって来た。この写真のようにトボケたメタボだったのが筋肉質になって帰ってきたのだ。彼は言う。
「ウツは薬に頼り、ウツの原因を家族のせいにしたり、社会のせいにしたりする。体力作りをしようとしない彼らはカスだ。心が落ちた時に身体のパワーが救う。あのレゲェのボブマリーだって筋トレしていた。村上春樹は毎日10k走っている」
なるほど、引き蘢り系のワシの庭いじりは体力作りに相当するもんな。それと今やっている『げんかつぎ』個展では一回でくじが二つもらえる。一つは行為を促す内容、もう一つは捕われた心を無化する内容なのだ。確かに前向きなウツの言う通り、心と身体は繋がっている。心を救うのは十分な体力なのだろう。
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