「全ての動物は自己中心で、自分のために生き、自己を繁殖させ、自分のエサやエネルギーを掻き集める。人間もそのような動物だが、それらに加えて人間には利他心なるものがある。戦争とかの社会的犠牲ではなく、まったくの赤の他人を助けるために自分の命を捨てる人がいる。これらの行為は動植物も彼らの命を我らに捧げているので同じように思える。ところが他人の命を助け、自分の命を失ったとき、無関係な周りの人間までがそれに感動する。つまり人間には利他心に感動する性質があるのだ。これこそ人間としての進化である」
確かにその性質は人間以外の動物にはなさそうだ。すばらしい! 人間は進化として『利他心に感動する性質』を得たわけだ。
そこで思った。動物は海から陸へと空間を広げ進化した。これからは、自利から利他への進化が人間の精神を広大なものにしてゆくのだと。
おい、自利よ、利他が進化だってこと、頭の隅に入れておいてくれ!
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