2014年7月20日日曜日

[4953] アイヌ

アイヌを研究しているという東京の女性が個展会場に来た。
 ワシが個展しているここ最上徳内記念館は日本で初めて北海道を探検調査し『北方地図』や『アイヌ語の研究』などの著書を残した郷土の偉人最上徳内さんを記念する建物。記念館の庭には池があり、池の真ん中が北海道の島になっている。個展会場の隣にはアイヌ人の生活していた家『アイヌの館』なるものが建っていて、中には熊の剥製がある。展示ルームにはアイヌのいろんな資料もある。
 女性はアイヌの研究のために記念館に来たので、ワシの個展など知る由もない。回っていたらワシの展示会場に出くわした。『わじんのおみくじ』の文字を見て言った。
「アイヌだからわじんなんですか?」と。
 あっ! 今までワシの名前とアイヌの因果関係に気付かなかったとは、迂闊でしたわ。

1 件のコメント:

  1. 昨日お会いした東京の女です( ´ ▽ ` )ノ
    楽しいお話ありがとうございましたっ!
    電車の時間もあったので、ゆっくりできずすみませんでした。

    ちなみに、アイヌ独自の星座の研究紹介をしています。
    最上徳内が関わったアイヌ語辞典に、いくつかの星座の名前も掲載されていて、そのヒントがないか?と村山を訪れた次第です。
    https://www.facebook.com/nociw

    今度はゆっくり、またどこかでわじんさんの作品に会いたいです☆

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