やっと一歩踏み出した。
去年暮れ爆発したくつろいでいる猫の再制作だ。
まったく腰を上げるのに時間がかかったわい。
初めるまでが本当に億劫。
一度爆発して失敗したからではない。
こういう大きな作品は内部に芯を作らねばならない。
これが、もう、面倒、嫌い。
ワシ、小物だからかもな。
芯というのは、本当に形になるのか、全然全体が見えないのだ。
ところが、今回は作るのが楽しい。
考えてみれば小説『自由自在堂』でも、
今度の『雨にまけるわけがない』でも、
ワシは人間の心の芯を掴もうとしている。
そういうのを探るのが好きな性格なんだろうな。
今回、この立体作品で芯作りに楽しみを覚えた。
これはすごい成長だ。
もしかして大物になったのか?
『雨にまけるわけがない』も良くなる気がするわ。
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