2014年1月11日土曜日

[4363] さるどこえで

ネイティヴヤマガタン言語に『さるどこえで』という言葉がある。「新雪を踏む」とか「雪深いところを越えて」とかいう意味らしいが、ワシはここ生まれなのに聞いたことがない。引き蘢りだったせいかな? 
 今朝、玄関先の雪を踏み俵で踏んでいて解った。雪を踏むとキュッキュ、キュッキュと雪の音がする。この音がサルの声のキャッキャと似ているのだ。
 あ〜、なるほど。『さるどこえで』は「サルの声で」であって、実は雪国の子供らが大人達の踏み俵で新雪を踏む音に、楽しげにサルの鳴き声で遊んでいるように見えたのだろう。これが答えだ!
「なんぼなえだて、はえづぁなえべな」(いくらなんでも、そりゃないだろう)

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