他のお客さんが気分悪くなるような理屈でがんじがらめのマイナス思考人が個展会場にやって来た。
不自由なやっちゃな!
まあ解るかどうか知らんけど、いいですか、おじさん、よく聞いてね。
不自由なやっちゃな!
まあ解るかどうか知らんけど、いいですか、おじさん、よく聞いてね。
『自由とは自分のなんもかんもを平等に、贔屓することなく自由自在に眺められることです。例えば自分の身体のあらゆる部位を平等に扱うこと。頭が大事で足の小指が大事でないなんてことはない。顔が大事で、耳の裏がどうでもいいわけがない。それから自分の精神内の下ネタから神ネタまでを差別しないで観察できること。下ネタを嫌うことなく、日常をつまらなく思うことなく、感覚をバカにすることなく、神ネタを拒絶することなく全てを軽やかに見れれば、なんもかもけっこう面白いし興味深い。
自分の内部がこうでなければ自分の外の世界に対して平等や自由の意識など持てるだろうか?
まずは今すぐ己の内部にある劣等感・差別意識を眺めてみなはれ。必ずあるよ、それがあなたの大らかな自由を妨げて、マイナスの自分が出ちゃっているのです』
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