2015年6月1日月曜日

[5269] 実用書

小説『自由自在堂』;Amazonレビューから抜粋。
「この作品は、著者がアーティストを目指す若者であった頃の愉快な半自伝であると共に、仏教や禅をベースにした現在の彼の思想の集大成といった側面もある。かつての友人達に対する描写や洞察を通して語られる、生々しい葛藤や思考の痕跡。そこから得られた教訓や悟りにも似た境地を語るには、あまりにも高尚な彼の人徳が生む照れ隠しの卑猥なエピソードやユーモアの数々。曼陀羅のようなハイパー4次元実用書でもある。必読!」
『実用書』っていいね。人の内部には経済や政治や科学やアートなど全てがある。頭のてっぺんが開けば自由自在で、ここに位置するのがアートだ。ここが頑なに閉じたままだとその下の頭は屁理屈だらけ、その下の口はウソ偽り、心は胸くそ悪い偽善者、腹はカネカネと腹黒く、下半身は淫らでいっぱい。それが頭に繋がり、精神をぐるぐる回り腐敗する。この本はそんな風にならないためのみんなの頭のてっぺんを開きデドックス。明るい日常生活に役立つ実用書ってことですな。2度読んでね。
 写真は増刷の打ち合わせ。

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