アトリエで制作中、外からガラスを叩いた知人。ワシの製作中は手術中のドクターと同じ精神構造だ。ささいなミスで何もかもがお終いだ。まあ今度から叩くな、玄関から来い。
「親しき仲にも礼儀ありだよ」と言って、ふと気付いた。これって礼儀作法の話ではなく、開かれた関係性のことだ。ガラスを叩くことが開かれていることではない。この場合、それは甘えだ。
夫婦・親子・家族・友人・組織・地域などの仲間意識の中で甘え、なつき、頼りが過ぎると精神が閉じて自己中になる。親や友人から自立できない我が儘なガキみたい。それではほんとの意味での自立や心の解放、自由自在を見失ってしまう。固定や中心ではなく脱中心やポスト化が必要だ。
ポスト夫婦・ポスト親子・ポスト家族・ポスト友人・ポスト組織・ポスト地域・ポスト国‥‥ポスト仕事・ポスト自分。
郵便箱じゃないよ。
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