2012年11月16日金曜日

[3942] 歎異抄

庭の木々を雪囲い。とりあえず半分を終え、温泉へ。受け付けでチケットを渡して靴を脱いでいたら、受け付けのおばちゃんがチケット二枚だったと一枚返してくれた。僕はすごく嬉しく幸せな気分になった。感謝してしまった。この時、脳裏を『歎異抄』が過った。歎異とは「異なることを歎く」という意味で、「善人なをもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」なる悪人正機説が書かれている。意味は「善人が天国行ける、だったら悪人が行けないはずはない」などと言う普通の考えの真逆。
 ワシという悪人が幸せ気分に浸った瞬間だった。

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