外国人で初めて芥川賞を取った中国のヤンイーさんの註釈した『聊斎志異 (りょうさいしい)』という怪奇本が届いた。上海展に向けての勉強っすね。
この本のはしがきに「同じモンゴロイドをルーツに持ち、漢字を使い、仏教と儒教文化に育まれた中国人と日本人、文化同源とたくさんの「同」を持っていても、互いに理解しえない「異」になる部分は、国際化が進む今日の潮流の中で浮き彫りになりつつある。そんな両国がいかにして「異」を乗り越え、うまく付き合っていけるかのヒントが、この『聊斎志異 』には少なからず秘められているのではないかと、そんな気がしてならない」
また、太宰治が原作を小説にしているらしく、そこでは「平凡が一番幸せ」とまとめたの対して、原作は「平凡が一番不幸」とまさかの両極なんだってさ。
へ〜、面白い。いい作品ができそうな予感がしてきました。
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