右手が使えないので、左手で日常をこなしている。
掃除機で掃除していて、この掃除機はずいぶん重いこと、動かすのに難儀なことなどを体験し、ふと新しいこととはこのように大変なことなんだなぁと思った。左手のやっていることは右手のおさらいなんだけど、まるで違う。反対というか、鏡の中の世界というか、逆というか、チグハグというか。
そこでこれを作品に照ら合わせ考えてみた。
新しいことに挑戦するということは、とても難儀なことだ。新しいことの質が古いことの質と並ぶには程遠い。並んだとしても同じなんだから面白くはないだろう。でも完成したら右も左もだ。ということは今までの倍、逆や鏡だとしたら表裏や前後も含む、それに右も左もなんだからどっちも主役で主従関係がなくなる。つまり新しいことをやるということはただAからBに移行するのではなく、AもBもそれ以上の様々な可能性を含んだ広がりを持ち、自分の意識がドデカくなるということ。Aなんか朝飯前になるんだろう。面白くないわけがない。フフフ‥夏の個展が楽しみだ。
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