●使い捨て
ガハハハハハハ
チェンソーを買った時より切れ味がいい。
いつもは面倒臭がりながら適当に刃を研いでいた。
そのうち切れ味が悪くなったら新しいのを買う。
これでは買った当初が一番良くて、あとはダメということになる。
しかしちゃんと研げば、買った当初より良い。
やる度に研げばいつも良く喜びがある。
ここで分かったのは、今の社会は新しいのが良いから、
使い捨ての考え方が蔓延していると思う。
例えば若いときは良くて、あとはダメ
新築は良くて、あとはダメ
出逢って結ばれた時は良くて、あとはダメ。
『新しいのが良い』、これが進歩という名の使い捨てだね。
喜びまで捨ててたわけだ。
ワシ自身が刃を研ぐ喜びを知らなかったということは
自分の喜びを捨ててたわけだ。
言い換えれば、自分を使い捨てにしていた。
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