2013年2月14日木曜日

[4032] 虫

カーテン娘(何よ、ちょっと奇麗で頭いいからって知識ひけらかしてさ。ア〜、図々しい、ヤナ女。控えめさが無いのよ)
マリリン(あ〜、また見てる。あたしが美人で頭良く、男性にモテるからって、妬んでいるんだわ。よく見ると蝉みたい)
マリリン「あら! カーテンさん、そんなところにいたの? ヘアースタイル変えたの? すごく可愛いわよ」
カーテン娘(よく言うよ! カブトムシの幼虫みたいなプヨプヨの肌して)

こんな人形劇してもう遊んでられない。追い込みじゃ!

2013年2月13日水曜日

[4031] 作品集『神仏猫百覧会』

小学の頃、4/8の花祭りで甘いお茶が飲めるというので、近所のお寺に出かけた。そこで僕は『地獄絵図』を数点見る事になる。ショック! 父親はいつも「偉くなれ」と言っていたが、偉いというのがどういうものなのか解らずにいた。この地獄絵図には阿鼻叫喚の人々を救おうとしているような人物が描かれていた。この時、この人こそ誰よりも偉いと思った。
 とうとう作品集ができました。『神仏猫百覧会』です。嬉しい!

2月20日発売開始予定。 A4版 64ページ 2,100円(税込)
ISBNコード 978-4-904732-34-2
22周年を記念して、初の本格的作品集をリリース。「神仏猫百体」を中心に初期の大作も収録。大判カラーの迫力ある作品集です。お買い求めは風呂猫マーケットにて。個展会場や下記イベント会場でも販売予定。丸善丸の内本店(東京・Catアートフェスタ)・ジュンク堂書店福岡店 MARUZEN ギャラリー(福岡・第15回 来る福、招き猫展) 



2013年2月12日火曜日

[4030] 個展『超化』


もりわじん個展『超化(ちょうばけ)SUPERIZE』

もりわじん個展

『超化(ちょうばけ)SUPERIZE』

2013年2月21日(木)〜3月3日(日)

*2/25〜27休廊


創作のベースに猫を据えて22年、にゃんにゃん年だ。

記念すべき年にふさわしいテーマを考えていた。
ふとポール・ゴーギャンの作品のタイトルが浮かんだ。
『われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか』
これはアーティストを目指したときからの禅問答のような問いであった。
今回の個展の作品ができた時、この問いの答えが目の前に現れたように感じた。::わじん:
●1階ギャラリー『神仏猫百覧会』
●2階和室『誕生日猫』
●2階ギャラリー『超化』
*雑誌『WAgaJIN』22周年記念特別号発刊

会場:ギャラリー猫町 Webサイト
住所:東京都台東区谷中2-6-24
営業時間:11:00~18:00
問合せ:03-5815-2293

2013年2月11日月曜日

[4029] 助っ娘3

雪掻きが終わったところに、姪っ子次女が初めての手伝いに来てくれた。もう少しだけ素人でもやれる下地べた塗りがあったのでやってもらう事に。助かるわ。もう雪掻きもあるしでへとへと、目の周りはクマになっていて、頬はげっそり痩け、唇は乾き、息は切れ切れ、耳は難聴になり、ときどき鼻血が出て、腰も股関節も節々痛み、全身からモサモサと毛が生え、口からは牙が出て、お尻からシッポが出て、ブルブル、ヘバホバ、グルルルル、ウィウィ、五バザムglx、ア””””、月に向かって吠える。
「ワォーーーーー」

2013年2月10日日曜日

[4028] 精魂

若い女の子がスッピンでやって来たので、追い返したら、ポチ君好きの手伝いの女子だった。ポチ君は人間の女子好き、猫にしてはデカイ、たぶん猫被った小さい人間のおじさんだと思う。久しぶりに女子に抱かれてうっとりしてる。
 女子に、来るついでに酒屋さんに寄ってもらって白ワイン、仕事終わったあと風呂上がりに飲むのだ。ケーキ屋さんに寄ってもらってケーキ、休み時間にコーヒーのお伴。普段と変わりないが、これでもかなり精魂込めて仕事しているのだ。
 そこへありがたい事にお仕事忙しいからと優しいおばさまが手のきれいな娘さんと一緒にケーキを持ってきてくれた。
 うっ、嬉しい、いい作品に仕上げなくては!

2013年2月9日土曜日

[4027] バルテュス

「オ〜イ、ネクラ」
「うっせ、変態ハゲ」
 左の作品は知っての通りのムンクの『叫び』だけど、なんと横顔、初見せです。
 右の作品はたぶん全体像見ても解らないかも、全然似てないし。
 これはバルテュスの『部屋』という作品のカーテンを開ける女だ。朝カーテンを開けている風景だけど、荒井良二さんの絵本のような「朝になったので窓を開けますよ」などの爽やかさはまったくない。初めてこの絵を見たとき震えるような感動があった。僕の大好きな絵の一つです。「オ〜イ、ネクラ」「うっさいな、バカ」

2013年2月8日金曜日

[4026] 画家とモデル

「ギャーツ、吹雪いてるー、寒い、脱がないわよ、フェルメール」
「脱ぐんだっけ?」とフェルメールは振り返り、青ターバン娘を見た。
「脱がなくていいの?」と青ターバン娘は言った。
「脱いでいいよ」と興奮を隠し、真面目な顔してフェルメールは言う。
「脱がない」と青ターバン娘。
 フェルメールはジトーっとした目をしながら静かに薪ストーブに近づき、薪をガンガン焼べた。