2014年1月31日金曜日

[4383] 母子愛

いつも世話をしている、いや、世話になっているパン屋NOUKAへ『ドン』菓子を持って行ったら、お子を産んだIKMちゃんがいつもと違うく見えた。ほっそりして輝いている。
「わじんさん、授乳ダイエットよ」
 ダイエットとは自分本位の言葉でどうでもいいんだけど、実際はお子育てによって栄養取られて痩せたのだ。かなり活き活きして見えた。たぶん幸せいっぱいいっぱいなのだろう。思うに、お子の為におっぱいが大きくなっているからある意味で女としての願望達成。お子のためにいくら食ってもいいから食欲旺盛大満腹。お子に栄養取られるからスリム美貌満足。お子がすくすく育つから楽しい未来夢満載。お子は家族のカスガイだから家庭円満。
 なるほど、良い事尽くしのうまくできた関係だ。これを基本に、このような人間関係の社会にすべきだとつくづく思ったさ。
 

2014年1月30日木曜日

[4382] ドン

猫好きの蕎麦屋さんに猫カレンダーを持って行ったら、米の菓子をくれた。もしかして、これは? と尋ねたら、おおおぉ! 懐かしい『ドン』だった! 
 昔住んでいた村にときおり自転車リアカーに大砲のような機械を積んで『ドン』はやって来た。子供らは『ドン』が来るという情報を聞くと、村の真ん中にある大きな柿の木の下に、各自米を持って集まった。ドンおじさんは機械に子供から預かった米を入れ、なんやかんやして煙が吹き上げてくると数分後にハンマーでフタを叩き開ける。すると「ドン!」という爆発がし、写真のような菓子ができるんだ。
 あ〜懐かしい、いいわ。そんなことしてくれるとこが未だにあることに感激です。いつか猫庭でドン祭りでもやってもらおうかな。
 そういや『ドン』は『バクダン』とも言うらしい。同じ爆弾でも街や建物や人間を滅ぼすようなものでなく、こういうバクダンにしてほしいな。

2014年1月29日水曜日

[4381] 新

一句
『ワシを見よ! かかってこい! 雪山の木で ジッと佇む オジロワシ』
 写真の真ん中です。望遠がないのでカメラの前に双眼鏡をセットして撮りました。飛ぶとこ撮りたかったが、木彫りの彫刻のように動かない。カッコいい達観しているような姿だった。そんなヤツにじっと見られ、凍てつくような緊張を味わいたいと、この句ができた。
 今年は去年は見なかった珍しいヤマセミに続きオジロワシも見たので、いいことあるかもと、粘土をいじったら、すごい新作が降ってきた。5月の東京の個展が楽しみだ。
 もうこれでもかというぐらいいろんな作品を作ってきたし、もうこれでもかというぐらい他人の作品もみたけど、まだまだいくらでも新しいのはあるんだね。
 そりゃそうだ、今日というのは、昨日までなかった実に新しい日だからね。

2014年1月28日火曜日

[4380] 一生臭

温泉に行ってサウナに入り自分で持ってきたバスタオルを敷いて座り大汗をかく。なぜかタオルが臭い。サウナのスノコが臭いと思っていたがそうでもない。タオルを敷いて風呂場の石の上に寝るからその石が臭いのか、そうでもない。もしかして、これって加齢臭?
 人は生まれて暫くは『乳臭』、成長すると『小便臭』、年頃になって男は『チンクサ』女は『マンクサ』、つまりはフェロモンというヤツだ。次に結婚して女は『おクサん』、男は『面倒クサ』の臭い仲。中年になると最初の乳が醗酵したのか酸っぱくなる。それが強烈に醗酵したのが『加齢臭』だろう。醗酵に余計な菌が入ると『腐敗臭』になる。菌にも負けずに醗酵し不味いのが、政治とかに興味を示す『うさん臭』『ウソ臭』。加齢臭がマトモに成長すればこの先はこの世に『クサれ縁』もなく『抹香臭』くなって、大自然に『そそクサ』と還る。そしてあの世、『クサ葉の陰』から子孫を見守る。

2014年1月27日月曜日

[4379] フジコちゃん

昨夜は『ひつじや』さんがひつじ作品のお礼に「しょうがない! 美味い酒と美味い肉食わしたる」と言うので、元来のケチで貧乏性が無意識に出て、普段はそんなに飲まないのに浴びるほど飲んでしまった。おかげで二日酔い。気持ち悪い。もう飲まん。そこへ大好きな芸人フジコちゃんからメール。なんと仕事で山形、それも今、目と鼻の先に来ていると言う。東京もんは雪掻き体験とかしたがるから、ワシの代わりにやってもらおうと企んで、家に来て〜と返事した。そしたら「ルパン、自由行動ができず、今山形駅に向かっているの」と返ってきた。
 ぬぁにー、誰だ、フジコちゃんの自由を奪う不届き者は? まったく、しょうがないから一人で雪掻きやる。ア〜気持ち悪ぃ。
 写真は去年、個展会場で東西の叫び上手『ムンク』と『楳図かずお』を真似るルパンとフジコちゃん。

[4378] 普通

「キャーーー」
 積んでいた薪が崩れた。実はすこぶる嬉しい! 冬で庭は雪、庭仕事もできずに鬱屈していたところだったのだ。身体が疼く。この崩れた薪は節があったり短かったり曲がっている薪で、ただ重ねていただけのもの。薪は乾燥して縮む上に雪の重みや風でとうとう崩れたのだろう。笑顔で汗かきながら久々の庭仕事です。
 なんか、消防士が家に火をつけて仕事しているような。大工が欠陥住宅建てて修理しているような。捨て場のない危険なゴミを生む原発作って壊れて焦って税金使っているような。人間はわざわざ面倒なことをやる動物だ。
 ふと『シーシュポスの神話』が過った。そしてその不条理に何か答えを見たような気がした。
 天国も地獄もいらねぇ、多くは望まねぇ、崩れた薪を戻すくらいで楽しめる普通の暮らしでいいっす。

2014年1月25日土曜日

[4377] NOUKA

今日は土曜日、近所のパン屋NOUKAが営業なので行く。パン屋の店長KITは29歳、嫁IKMが天然酵母でパンを作っている。IKMが子供産んでまだ間もないので暫く土曜だけの営業なのだ。KITはごろつき市を始めいろんなイベントをやってくれる。先週はニットカフェなるものやっていたし、あまり外に出ない引き蘢りのワシにとっては唯一の外出許可が降りる行き先。アトリエに籠っていて妄想やら空想やらを作品化するが、生の会話をたまにしないと意識がどっか遠くに行ってしまう。夢と現実とイメージの境目を見失うことしばしば。そこでたまにここで発散&自己確認するのだ。ワシらみたいな職業にとってはこういうサロンのようなところが必要なんだと思うね。
 KITもIKMもお子も母も元気で何よりです。
 ありがたい場所だ。