夏目漱石の『草枕』の冒頭をアレンジ。
「政治情勢を見てこう考えた。理屈に働けば角が立って眉間にシワがでる。情に棹させば流され涙で曇って前に進めない。自己中心の意見を通せば窮屈で嫌われる。とかくに原発のこの世は放射能で住みにくい。住みにくさが高じると、安いところに引っ越したくなる。どこに越しても住みにくいと悟ったとき、詩が生まれて画が出来る。あらゆる芸術家は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊い」
そうか、芸術家の使命を忘れていたようだ。長閑で豊かな作品はないかと昔の写真を出してみた。『かつらさくら』が出てきた。春ではないけど『さくら』をテーマにした歌謡曲の「さくら」を「かつら」に替えて歌って、一時でも長閑で豊かになってくださいな。
0 件のコメント:
コメントを投稿