人間は自然から搾取、破壊し、自然環境の代わりに人工的な環境を作ろうとする。生活空間は自然との間に壁を作る。地球から出て、宇宙に住む。
まあ人の歴史は母なる自然からの自立の歴史、それが進化と思えないこともない。でも思った。自立ってのは自然を捨てることだろうか? 自立ってのは母を捨てることだろうか?
都会の人間が癒されるのはあいも変わらず自然豊かな南の島だったりする。大自然に抱かれたいとか、山の風景を懐かしく思ったり、海をじっと見たり、故郷を思うと心地良かったりする。人は根っから自然が大好きだ。それなのに……これって好きなものを苛めていたぶって、あとで可哀想だ悪かったと思うようなものに似てる。それって倒錯した愛で、自立ではないだろう。
まずは自分の内なる自然を捨てる前に、その思い上がった思考、思い込んでいる思考、飼育された思考を捨てることだと思うよ。
それが断捨離で、それが自立だ。
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