2022年7月30日土曜日

[7883] 形

 ●形

座禅の足の組み方は独特だ。

結跏趺坐と半跏趺坐がある。

足を反対の足の太腿の上に乗せる。

右が慈悲で左が智慧と言われる。

右は左を支え、左は右を支え

融合している形だ。

腰より膝が下になるので、

背筋がすくっと天に向かう。

バランスがいい。

ところで普通の胡座では

足を反対の足の太腿で潰す形だ。

右が左を潰し、左が右を潰す。

座禅と反対で、無知で無慈悲だ。

『胡坐をかく』の意味は

「いい気になる。ずうずうしく構える」だ。

これでは天に向かわないので世間が狭い。

座禅をすればいいと思う。





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