●多数
人は数が多い方を好む。多数決とか大金持ちとかフォロアー数とか。多いところに身を置くと安心なのだろう。
さて生物を見ると、1番多いのが昆虫だ。哺乳類などほんの僅かだ。こっちの方が安心だと『手塚治虫』は自分の名前に虫を入れたのかも。
人間は自分らを生物の中の勝者のように勝手に思い込んで虫を蔑み虫けらと呼んでいるがそれは僻みだね。手塚さんのように小さい狭い人間中心から離れてみることが大事だ。中心など妄想なのだから。
手塚治虫は漫画『ブッダ』を描いてくれた。だから私たちは身近にブッダを知ることができる。大昔、東京の東松原の喫茶店でコーヒー一杯で全巻読んだ。後日、コーヒー一杯で長時間いたお客として店内に指名手配された。
私が初めて仏教に触れたのは小学生でお寺での花祭りだ。そこで地獄絵図を見て、これは何? と興味津々。だから私は好き嫌いで何かをやるというよりは内から湧いてくる興味が勝る。好き嫌いなんて二つに分けたものより興味の方が多数なのだ。
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