2025年1月21日火曜日

[8687] 渋柿

 ●渋柿
 隣の畑に放置された渋柿を2個拝借し冷凍庫に入れておく。数日後、ほぼ渋が抜けてめちゃくちゃ甘い。鳥に食われなければ食には困らないなぁとほくそ笑む。
 渋を抜くというが、真実は渋いが甘いに変化するのだ。渋は嫌うべきものではない。渋いが甘いなのだ。渋いを甘いに変化させるのに干し柿がある。陽に当てるだけでなく風にも月にも当てる。そうやって変化する。人間も渋かろうが暗かろうが別に嫌わず、外の空気にでも当たれば、その渋さ暗さが味わい深いものになる。
 写真:バエ料理などとは反対のジミ料理を提唱するあずささん。「アクは美味しさ」と言う。渋柿と同じで話が弾んだ。





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