●π
中学校の教科書ではπは3らしい。私らの時代は3.14であった。このどちらも正確ではない。πはループしないで無限に続く数で、3.141592653589793238462643383279502884197…このように小数点の先の先は予想できない。それなのにπが3と決めることによって解が出るということは「予想できる」ということになってしまう。これは大きな間違いを生む。なぜなら「予想できない」が解だからだ。
完全な正円が実は不完全なのだ。πが教えてくれるのは不完全だから完全なのだ。気持ち的にはいい加減ぐらいがちょうどいいってことだ。なら3でいいじゃん。いけないのよ、3だと「予想できる」という完全になってしまう。私たちの思考はこうやってどこまでも解が予想できない無限なのよ。
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