2017年5月15日月曜日

[5983] 父危篤

夜中3時半、何度も電話。仕方なく出たら、弟からで、思った通り父親危篤。持ち越したと言うので、無視して寝る。しかしさすがに眠れない。朝方、車で病院へ。引き籠りのワシは近場の運転はするが、30分もかかる運転はここ数ヶ月、いや一年やったことがない。慣れない運転で弟の言う「棺桶屋」へ。「緩和ケア」というらしいが「棺桶屋」にしか聞こえない。どうせ最後のところだからそれでいいだろう。
 ベッドの上には今まで見たことのない痩せ衰えた姿があった。何かと腹の立つ相性の悪い父親だが、涙が出てしょうがなかった。酸素吸入していて声は出ないが目も耳も頭もはっきりしている。このあいだの雅叙園展示会のテレビ放映された録画を見せる。少しは喜んでくれたと思う。
 あと数日したら父親の中には誰もいなくなるのだろう。
 帰り、不慣れな運転のせいか、寝不足か、少し動揺しているのか、一時停止無視で白バイに止められ罰金七千円取られた。
 写真の絵の辰:父親は1928年辰年生まれ。

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