●能
『魂』(絵日記2018 年12月30日)の視点からの考察。
自分の今をペリッと剥いで、過去に制作したものを眺める。それらは自分の中の饐えたものだと思っていたが、今はそれらがもはや自分と他人の区別は薄れ、誰でもなく、まさに新鮮な目で見ることができるものとなっていた。腐ったものというより発酵して旨み成分が出てきたような、まだ育っていないこれから結果を出す原料と言える。すぐに結果を出さなければゴミになってしまう現代に対するゆっくり変化する半減期数十年数百年数千年も放射している能かもしれない。
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