●停滞
(個展の中休みに思う)
休むのはいいけど停滞したらお終いだ
どんなコンセプトや思考だろうが停滞こそ死だ
時代も自己も停滞なく変化する。
変化に抵抗する思考こそ停滞だ。
思い出とか昔は良かったとか
たまに昔を懐かしむのはいいが
しがみついたら停滞だ。
極端な熱いや冷たいが正当化されれば停滞だ。
かといって中途半端なぬるい湯が安定ではない。
ぬるいは冷めたら熱く、熱過ぎれば冷たく
とても流動的だ。
常に変化しているこの本質を忘れてはならない。
身体や環境はその変化に敏感だ。
頭が停滞を願望する。
頭が優越性を主張することで思考停止し停滞する。
熱い優越、冷たい劣等、同じ停滞だ。
停滞や思考停止や安定や表面的なぬるい湯
そんな停滞水溜りに浸っていれば
足元の根から腐ってゆく。
根が腐れば頭の煌めく花は咲かない。
環境も身体も緩やかな流動を持つ。
常に脳の表層を覆う停滞既成概念を剥ぎ、
緩やかな波に軽やかに乗るのだ。
蠢く大地を蹴って走るのだ。
環境がその風土が変化を受け入れ
異なるや違いを育てるだろう。
同じ日は二度と来ない。
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