2013年7月1日月曜日

[4169] チンマン

明晩は庭でパーティを開く。
 僕の秘蔵チンマン作品をコレクションしてくれている呑んベェのサケカスヤロウが作品を取りにお出でになる。美味いワインを持ってくるというので、どうせならパーティをすることにしたのだ。
 チンマン作品は初め銀座の個展に出した。意外や意外、売れたのだ。二年後、二度目の個展の時、知らない人が声をかけてきた。「あなたはチンマンを作るために生まれた作家です」と。この方がチンマンコレクターだった。そんなこと言われて嬉しい反面、反逆精神が花開き作りたくなくなった。でもときどきアイデアが湧いたものを作って隠し持っていた。それが再び発見されてしまったのだ、山形のサケカスヤロウに。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿