●コイ
溜池の水を抜くついでにコイを捕まえるというので見学に行く。
毎年100匹ほどのコイを捕まえ、みんなで食ったり売ったりするらしい。楽しみに見ていたが、どうしたことか今年はたったの4匹だけ。オヤジどもはがっかり。
今年の夏の大雨で、この用水路より川の方の水面が高くなってコイどもはそこから出て行ってしまったとのこと。『鯉の滝登り』と言うくらいだからどんどん上って行ってしまったのだろうか?
*実際、コイは滝など上らないらしい。
「コイは目の前を瀕死の体で川を上ってゆくサケを見て、スゴイと思ったに違いない。サケは海まで出て、それから帰って川を上り、故郷に帰るスゴイやつ。コイは泥に隠れて、いつかオイラだってと夢見ていた。今夏の大雨のおかげでコイはとうとう上った。自然の力と一体化したのじゃ。他力本願。コイは実った」
それにしても長閑じゃ。
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