2020年9月2日水曜日

[7188] クール計画 その2

●クール計画 その2
『家庭』とは家と庭に対して対等に気を掛けることを言う。
 他の家の見取り図を見ていて思う。庭など全く考えてないのに図面の隙間におまけ程度に木のマークがついてある。図面に樹木があるということで心が落ち着くのだろう。それほど樹木は大事なのに建築家は木を植えたりしない。植えるなら金を請求するだろう。つまり木のことなど考えてないのだ。ならば最初から木のマークなどつけなければいいのだ。建築家で家を自然素材で作る方向性を持ちながら、樹木や庭をまったく意識していないというのは浅はかだ。それでは建物が地面から分離しているただの変な箱だ。中の住人もそのうち分離するだろう。なぜなら『家』『庭』は分離だからだ。
 さてクール計画第二弾。庭を改造することにした。木を植えて家に木陰を作るつもりだ。涼しいだけでなく、壁に木の影が映るだけでも絵になる。畑の一部に木蓮と鈴蘭の木を移植しようと思う。木蓮はペリバを建てたせいで大屋根からの雪で折れそう。木蓮の移植はあまりよくないのだが、まだ小さいし大丈夫だろう。鈴蘭の木は紅葉が美しいが玄関側にあってあまり見てなかった。二つとも今は元気だ。

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