●灯り
一日一回でも絵と向き合う。人は普段、頭で考え前に進もうとするが、その道の先が明るいわけではない。ところが絵と向き合うと微かな灯りがともる。そうかこっちに行けばいいんだなと頭に教えてくれる。それで一歩進むことができる。絵とは、毎日一歩だけ、確かな方向に進む灯りを示してくれるものなのだろう。そこから”完全な『わ』”という照度の強い消えそうもない灯りがともった。今、頭はその灯りに照らされた道をしっかり歩いている。
写真:朝靄の中の散歩。田んぼで藁を集めるおじいさん。
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