●カッコウ
風呂場の窓ガラス、ガツンと音がしてカッコウが庭に落ちた。チョコが走った。ワシも走った。ワシより早くチョコがカッコウを、咥えた、が翼だけ。大きな羽根が一枚取れて口から外れた。もう一度噛もうとしたが、カッコウの大きさに、チョコは驚いた! 腰が引けた! その隙にワシが捕まえた。
カッコウは弱っている。猫のいない玄関側に連れて行って、楓の木の下に置いた。ダメそうにも見えたが、1時間後、フラフラ飛んでいった。
ところでカッコウは托卵する。よそのトリの巣に卵を生んで、早く卵から孵り、他の卵を巣から落として、餌を独り占めにする。こんなこと親が教えるわけないし、親なんか知らないし、育ててくれたトリを親と思わないし、仲間見たことないのに大きくなって自分の仲間がわかるし、相方見つけて、よそのトリの巣に卵を生む。変なことタクランだトリだ。
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