2023年7月25日火曜日

[8241] 変態

●変態

 変態作品ができた(見せないけど)。自分ではプッと笑える感覚の絵なのだが、風紀委員の方が見ればプッではなくプンプンかもしれない。昨今の風紀を考えたら発表できない絵が色々と出てくる。教育上とか倫理上とかでギスギス閉鎖的な社会になっているのかもね。

 昔『お前に娘はやらん!』と『お前に娘をやる!』という変態連作を作った。それを英米文学教授が買ってくれた。「変な作品を買ってくれてありがとう」と言ったら、「変ではない。名作だよ」と言われた。彼にとっては変態作品を変態だからと差別したりしない。道徳観念でものを見ているわけではないのだ。よく見ればその作品は誰もが作れる代物ではないし、やはり僕独自の創造作品だ。彼は作品ではなく僕の創造を買ってくれたのだと思った。

 昔銀座のデパートで変態作品を展示したとき、「お客さんからクレームが入ったので、作品を下げてください」となり下げることにした。変態を理解してそうなお客さんが来たら「いいモンあるからこっち来なはれ」と悪いもん売るようにそーっと誘い、デパートの片隅で声を殺して笑った。

 大体人間はみんな変態で無知なのだから自分の変態無知を棚にあげて他人攻撃はよろしくない。いい子になるな! お利口になるな! 生真面目になるな! 控えめな変態無知でいなさいな。変態行為を無責任に堂々と社会でやったら犯罪だ。せっかく芸術があるのだから、自分の変態無知をアートで表現することだ。

 思うのは絵とは本来何を描いてもいい。漫画などは万の画だ。物語があるのであらゆる画像をブッ込める。僕の思考風景を物語だとすれば絵は無限にある。そこには天国も地獄も常識も非常識もあらゆるものがある。創造を何か特定の狭苦しい社会的要因に閉じ込める必要などない。澄み切った源泉に向かうのだ。

 猫などは可愛いと言われるけど、自分で自分のお尻の穴を舐めるんだよ。人間なら変態だ(添付:6年前の絵の部分)。

 世間の良し悪しの画(我)を超え、そんなもの無い画(無我)を描くのだ。







 

2023年7月24日月曜日

[8240] 空の雲

 ●空の雲

知人の次男坊は三つか四つ。

ワシを見て「ハゲ」と言って絡んできた。

びっくり、こんな幼い子がほぼ初対面のワシに。

どこでこんなからかい茶化しの技術を身につけるのだろう?

さて人は無限からこの世界に生まれ出てくるんだと思う。

広大な青空にポッカリ浮かび現れた白い雲のようなものだ。

空の成分の濃い部分が雲だ。

サラサラ爽やかな雲だったり、黒い雨模様の雲だったり、

嵐の前触れだったりと雰囲気も内容も

音も意味も感情も何もかも同じ雲はない。

この子の空模様はからかい茶化雲だったのだろう。

人は自分を雲だけと思い込み空全体であることを忘れる。

だから雷ゴロゴロ雨ザーザー






2023年7月23日日曜日

[8239] 猫に選ばれた作家

 ●猫に選ばれた作家

『ムガノガ』なるドローイングを描いて、

はや一年半。

絵描きを志した頃のように描くのが楽しい。

ほぼ毎日描いている。

 三日ぐらい前に

ドローイングの一つをタブローにした。

昨日、早朝坐禅の後、

ふと絵に黒猫を描き足したくなった。

朝食の時にSSに黒猫を描いたことを話した。

SSが何か調べてから

「今日はヨゾの四十九日よ」と言った。

そうなんだ! 遠くを眺めた。

そういやヨゾが亡くなる前日に満月の絵の影が猫になった。

そうか! ヨゾは

お前は『猫に選ばれた作家』なんだと

忘れないように教えてくれているのだ。

そんなふうに思った。






2023年7月22日土曜日

[8238] 丹田

 ●丹田

隣町の市議会選挙が三丹田みたい。

とりあえずみんな知り合いが関わっている。

この町の停滞を変えると熱い情熱の服屋うたたねの若者、臍下丹田。

何十年も同じ市長で経営されてきた町の体質に異議を唱える起業した女性、ハートの丹田。

あとは自民党の議員、これにはここ村山市の自民党3人と県会議員も応援に駆けつける群れ意識、頭の丹田。

まるで夏目漱石の『草枕』の冒頭だ。

「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい」

三丹田がバラバラではダメだろう。さて住みよさとは?






2023年7月21日金曜日

[8237] ホーリーバジル

 ●ホーリーバジル

 隣町の映画好きおじさんからホーリーバジルを貰ったので植えた。名前にホーリー(聖なる)がつくってすごい。インドでは不老不死の霊薬だってさ。バジルなどは料理の添えで使用されることが多いが、このホーリーバジル、主役の料理がある。タイ料理のガパオライスだ。SSがそれを作ってくれたので食べた。うまい! 不老不死になりそう! 老いてるけど。

 おじさんは家が真言宗で空海の勉強をしているというので、ホーリーバジルのお礼に僕のホーリー旅行記『無我の意図』をあげた。

 数日後、なんと『無我の意図』に感動し、通販で『自由自在堂』を買って、今読んでいる。他の本も読みたいというメッセージが来た。ありがたい、ほんと嬉しい。






2023年7月20日木曜日

[8236] 時計

●時計


今日は幾分涼しい。

いい感じに仕事が捗り、風呂に入り、庭でボーッとする。

この心の静寂が堪らなく心地よい。

このような心地よさを若い頃はわからなかったような気がする。

これからますます歳を重ねたら、

すっごい静寂に包まれるんだろうね。

時計が止まるような。

と時計を見たら

なんと! 止まっていた。






 

2023年7月19日水曜日

[8235] 助言

●助言

「わじんさん、ちょっと考え事があって、助言いただけますか?」

ワシ「イヤだ。金は出すけど、口は出さねぇ」