●実践
ペリバに去年のペリペリ作品を展示し眺めながら思う。
住居とアトリエから広がって、小屋、薪棚二つ、パーゴラ、そしてとうとうペリバができた。これで自分の建築が完成したように思う。大学で建築を学んだことへの、いい成果が出せた。
ところでこれらの建物はすべて僕の飼い猫がモデルになっている。自分の猫作品が単なる商売道具に収まってしまうだけではつまらないし不甲斐ない。そこで考えたのが田舎暮らしをすることで、社会にある中心と周辺の二元に対しての自分の考えを提出し、住む家を猫のデザインにし、猫から学んだ居心地の要素などを建築に盛り込む。中に住む僕が長い年月それらを体感実験する。
自分のアート観を自らの生活として実践しているわけですね。
これらの生活の底辺には剥ぐという行為のペリペリが重要な役割を果たしている。
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