
今日は生憎のみぞれで眠いけど、個展前で粘土いじりをせねばならない。一休みに、画家のクレーが過り、なにげに少し大きい絵(縦1m)を描きたくなった。眠いのに仕事しないなら寝た方がいいのに、絵を描く。
色を塗っては、違う色を塗り重ねたり貼付けたり引っ掻いたりする。気に入るように描いているので、どんどん気に入っていくのだが、同時にどこかなぜか気に入らない。そんな善し悪しが交互にやって来ては遠ざかる。呼吸のように、昼・夜のようにやって来る。心の風景が四季のように流れ、一年が過ぎた気分。外はみぞれ、うっすら雪が積もっていた。
まあ、できあがりはこんなもんだけど、やはり絵は無時間のプロセスが楽しい。気に入ったから今度の個展に出そうっと。
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