2019年11月10日日曜日

[6892] 寛大さ

●寛大さ
日曜日、大快晴。
最上川芸術祭メインイベントの日だ。
多くのお客さんが来て、
講談もダンスも大成功だった。
館長も大変楽しそう。
暇を見つけては何度も僕に喜んで話しかけてくる。
FBでは僕のことブロックしているのに、
今日は僕のこと大好きみたい。
あれだけ僕を阻み怒らせておいて、
平気のへいちゃらなのだ。
昨日までのことはほぼ忘れる性格なのだろう。
ある意味いい性格だ。
今日はもう素晴らしい善人だ。
ところで館長は作り手のエネルギーは高く評価するが、
作品は一切褒めない。
褒めないどころか、見ない。
エネルギーはお客を呼べるが、
作品は美術館を汚す。
真下慶治以外はほぼダメなのだ。
これは断固ブレない。
しかしその好みは今や狭くて不自由と思う。
真下の奥さんという私情が入るのだ。
だから昨今の作家には悪人になり、
来るお客には善人になれるのだろう。
善人・悪人に変身せず、
若手の作品も理解できる寛大さを持てば、
この美術館は船出し発展するだろう。

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