2019年11月16日土曜日

[6898] 激場

激場
劇場型で激情型=激場なのだ!
と息巻いて、朝早くからテンション上げて美術館に出かけたが、お客さんはポツポツだった。それでも館長がいないので有意義だったさ。FBページを見ていた人たちが、文章が上手いねと小説を買ってくれたのだ。なんか今日は小説が売れる。皆さんあんがとね。実際文章など上手いとは思わないが小説『自由自在堂』は東京の画材屋のこと、アートでは食えない赤の他人の僕を12年間も飯食わせてくれたり画材くれたり画廊まで作ってくれた人、その恩人の片割れが亡くなって書いた文章。もう一つの小説『ペリペリ』はこちらも僕を60年間面倒見てくれた恩人、そう父親、こちらも亡くなってから書いた文章だ。どちらも恩のある人が亡くなったからこそ感情や想いが一人称の言葉として湧き出る。それをアートと絡めて語っている。だから本当に伝えたい言葉を探すし、言葉を吟味する。彼らのおかげで文章も少しは上手くなったのだと思う。逆にハバミは作家に自由を与えず仕切り檻の中に閉じ込めようとする。そんな檻などふっ壊そうと文章が冴える。反面教師かもね。その怒り、今日は夕方から薪割りで発散した。ここも激場。実に美しい!
 そうそう今日・明日は美術館の入館料タダです。明日もサイン会します。

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