●幸せ
スイレンとハスの土作りしながら思った。
数年前まで土はホームセンターで買っていたが、植木屋さんに「土なんか目の前にいくらだってあるだろう」と言われた。なるほど、何を気取って、自分は文明人していたんだろうと反省してしまった。そこで始めたのが土作り。去年の睡蓮を腐らして今年の土にしているのだ。これで循環するわけだ。つまり土はタダで落ちている。ストーブの薪だって、そこらにタダで落ちている。食べ物だって山や庭にけっこう落ちている。こうやって考えると社会は便利だって言うけど、あんなにいっぱいいろんなものがあるのに、どれも落ちていない。落ちていると思えるまでお金に執着しなければならない、なんて幸せは遠いのだろう。文明を捨てることはしないが、コロナ如きでやられてしまう文明に頼るのもほどほどにしないといけないのだろう。
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