●渾沌神
雅叙園展示風景の一部。
これは渾沌涅槃図です。
荘子の書いた『渾沌の死』という詩から。
『渾沌には目鼻などの七つの穴がない。
これでは見いたり聞いたり食べたりできない。
そこで二人の帝が
渾沌に宴のお礼のつもりで
毎日一つずつ穴を開けた。
渾沌は七日目に死んでしまった』
という話です。
初めて読んだ時、
とても複雑な気持ちになった。
そこからの発想です。
周りにはその死を十二支が悼んでて、
その周りで百の猫が悲しんでいます。
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