2022年9月6日火曜日

[7921] 無農薬

 ●無農薬

 隣村にお店を開くので「参考に庭を見せて下さい」と知人がやってきた。

 20代後半から12年間NYに住んで帰国。東北で溜まり場的コワーキングスペースを経営。ところがだんだんと自然に惹かれ山形で無農薬のさくらんぼ畑をやり始める。もともと農薬さくらんぼだったので、自立したさくらんぼになるには数年かかるという。その後ももっと自然へと気持ちは移り、自分で猪を捕まえ捌くようになった。来年にはジビエ料理デリカテッセン&カフェを開くというのだ。何もかも初めてのことに挑戦しているから素晴らしい、現在55歳。

 彼の話、「自分のさくらんぼ畑にいる時は虫の声が聞こえて心地よい。ところが隣の農薬を使用した畑は虫の声が聞こえない」という。農薬とはさくらんぼに害を及ぼさない無関係な虫まで全て殺してしまう。無農薬の畑は虫がいっぱい居て、昨日の日記に書いたように『静寂』、ならば虫の声も聞こえない隣の畑はなんと表現したらいいのだろう?






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