2022年12月26日月曜日

[8032] 無分別

 ●無分別

 個人主義は英語でindividualismという。個人はindividualだ。dividualは「分離した、バラバラだ」という意味で、これにinがつくことで否定になり、「分離できない、バラバラでない」になる。「バラバラでない」とは仏教の『無分別』と言える。仏教では分別が真実ではなく、無分別が真実だ。無分別を分けたら部分になって、それでは偏った考え方になって真実から離れてしまう。

 さて、個人=individualには無分別の意味がある。無分別とは悟り、つまり仏陀のことだ。個人主義は仏陀主義、ブッディズムと言ってもいいことになる。ならば個人主義の本質はブッディズムを学ぶことにある。一般的に個人主義はバラバラであるpersonから考えられているのではなかろうか。そこでバラバラのpersonからではなく、本来の意味合いのバラバラではないindividual、無分別の視点から考察して行けば、これまでの個人が、ブッディズムの持つもっと大きな『和』の意味合いの個人と成るだろうと思う。

 また個人主義の反対の集団主義や全体主義に対しても、もちろん全体だからバラバラではないindividual、無分別が通用する。個人主義も集団主義も根源には同じ『無分別』があるのだ。重要なのは『無分別』なのだ。これで世界に『和』が出来上がる。





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