●プリズム
習作でもやっといい感じの絵ができた。これ見て、『プリズム』が浮かんだ。
光は目に見えず透明だ。それがプリズムを通すと七色に別れる。僕らはこの七色の世界を見ていろいろ判断している。分けたものを見て、これが良い、あれが悪いと言っても、元は同じ一つの透明なものなのだ。つまり自分の本性を知るには、プリズムを通して見ているこの七色の世界の部分をまともに信頼してはだめで、全体を見なければいけない。しかしその全体は透明であるが故に見ることはできない。そこで自分に部分的な色を被せ観察する。それが『かぶり』だが、『かぶり』をしていても透明である『かぶらない』を意識しながら客観的に眺めないと光は感じられない。
今日は三月なのに雪降りだ。庭は雪を被っていて寒いが、雲の上には輝く太陽がいつだってあるんだ。
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