●生死
やや成長したスズメにはハエや芋虫を与えると良いらしいので、ハエを探す。ハエなど普段はウザいヤナ虫だが、今日は10匹ぐらいブンブン飛んでいても嬉しいくらいだ。ところがハエはいない。芋虫も少ない。そこでミミズを与えたが、ペッと吐き出した。次に石の下にいる変な虫を与えたがどれもこれも、ペッ。腐った木の株をひっくり返してみた。アリがビックリして幼虫を運んでいる。この幼虫を捕まえチュンに食わした。チュン、満足、もっとくれと言う。ところがアリの幼虫を捕まえるのに、アリが何匹も体中に纏わり付いて噛み付く。たまったものでない。幼虫のデカイので思い出したのが蜂。巣を探すがない。蔦の葉を食う蝶の幼虫がいたわと思って探すがいない。この時期その手の虫はいないんだ。
ところで今朝、ピニャモが子スズメを咥えていた。口から放した隙にうまいこと捕まえたがもう瀕死、みるみるうちに死んでいった。その後すぐまたピニャモが子スズメを捕まえたが、もう放さない、バリバリ食ってしまった。ピニャモはこの間までチョコにいじめられストレスで口内炎、飯食うのも困難で病院通いだった。それがスズメバリバリ食える程元気になって良かったんだけど…
同じ巣から2羽落ちたのだろう。親は餌探しだって大変なのに、せっかく育てた兄弟を猫にやられるなんて…
1羽救ったのに、あっという間に2羽死んだ。
プラスマイナス、マイナス1で負けだな。
こうやってみると死ぬのは簡単だ、今はとりあえず生き永らえよう!