●ハロウィン
ハロウィンというのは
子供達が他人ちの玄関先で
「トリック or トリート」と言う。
意味は「悪戯されたくなかったら、お菓子くれ」だって。
これってゆすりたかりの教育のような気がする。
写真:
猫を被ったオレが心入れ替えたら、オレを被った猫になった。
コノテガシワの周りが泥だらけなので公園の桜の落ち葉を撒いた。
●ハロウィン
ハロウィンというのは
子供達が他人ちの玄関先で
「トリック or トリート」と言う。
意味は「悪戯されたくなかったら、お菓子くれ」だって。
これってゆすりたかりの教育のような気がする。
写真:
猫を被ったオレが心入れ替えたら、オレを被った猫になった。
コノテガシワの周りが泥だらけなので公園の桜の落ち葉を撒いた。
●コノテガシワ
朝、弟がユンボーを持っていきなりやってきた。
コノテガシワがあるからもらってくれと。
玄関前を変化させたかったから、もらうことに。
建物の壁にくっつくように植えてあったので、
半分ハゲている。
根付けば、2年後ぐらいで美しくなるだろう。
ユンボーで朝飯前に終わった。
これをワシ一人でスコップでやったら
何日もかかり死んでいただろう。
ユンボーすごい!
写真:
コノテガシワ移植。
買い物の帰りに見かけたどでかいユンボー。
●縁台
今日は晴れ、青空。
川向こうの山も庭木も紅葉していて実に心地よい。
冬支度、好きだな〜
さて
池デッキに付属している木の縁台をばらす。
腐っていたので修理する。
この木をペリバの雪囲いとして使用するのだ。
写真:
縁台をばらした木を乾燥。
薪運び、肋骨まだ少し痛むので助っ人SS(テニス肘)。
●肋骨
小屋に薪用の場所を確保し、
乾いた薪を運ぶ。
あまりに力を入れたがためか
肋骨が痛い。
なんかやるとどっかやられ、
治るとまたどっかいかれる。
まさか折れちゃいないだろ!
冬支度、焦らず少しずつだね。
●火焔土器考
個展が終わってから体を癒すために
時間があれば湯治のように温泉に入っている。
腱鞘炎も膝もほぼ完治、あとはケツだな。
ふと、火焔土器を思い出した。
なぜにこんな変なデザインになったのかを考察した。
縄文時代、村の山には火山があり噴火があり温泉があった。
温泉に入れば気分が癒され病が治った。
しかし噴火は怖いので火山は神になった。
そこで神を崇め、噴火模様、これが火焔土器だ。
そして湯を沸かす。
お湯は病(悪)が治るだけでなく、
植物を煮ればアク(悪)も取れて美味くなる。
また温泉は裸の付き合いだから、
みんな悪意(悪)もなくなり仲が良くなる。
それで縄文時代はそれなりの健康と平和が続いたのだ。
●長生き
今朝は村の草刈り。
玄関前アート展に毎日のように来て楽しんでいた85歳のおじいちゃん。
マルシェの飲食は全部食べたと嬉しそうに喋る。
元気に身軽に草刈りしているので尋ねた。
「64歳のワシが疲れてしんどいのに、おじいちゃんは元気だね?」
「まだまだだよ。オレの母ちゃんは101歳まで生きたから」
「誕生日、間違ってんじゃないの?」
「んだ、間違えたらしいから、もっと増えると言っていた」
返しが上手い! 長生きするわ!
写真:秋を満喫するチョコ。
●冬支度
昨日は薪運びと薪小屋の屋根の修理。
屋根に穴が空いて雨が盛るので穴埋め。
しかし運びで無理をしてしまった。
めまいするほど疲れた。
個展も大変だったが
冬支度も大変だ。
少しずつだね。
写真:
近所の伐採さくらんぼの木もらった。
屋根の白いところが穴埋めたところ。
●池
冬支度。
池の水を入れ替えて
金魚を捕まえ
家の中の水風呂に移動。
寒いのでスイレンの葉は紅葉している。
夏場のスイレンは
朝方咲いては午後に閉じて、2日で枯れる。
写真のものはずっと閉じないで4日も咲き続けている。
一句:一人遅咲き狂い咲き今年最後の黄スイレン
しぶといですね。
●シアワセな湯気
玄関前に焚き火用の穴を掘っていて
今回の玄関前アート展についての
女性の言葉を思い出した。
「空間全体からシアワセな湯気が立ち昇っているような」
嬉しい表現ですな。
『シアワセな湯気』っていいわ。
彼女、詩人だね。
写真:
穴掘り(バルビゾン派の油絵のような)
羽釜でシアワセな湯気立ててみました、演出です。
●黄泉の国
ウチはナビに住所入れてもここから離れた大きな池に向かわされる。
ここは池の底、黄泉の国なのだろうか?
考えてみれば、人は黄泉の国との際にいる。
我を忘れたり無心になったりする、それが境界にいる時だろう。
アート展では完全に無心だった。
なぜならアート展終了後、「コロナってなんだっけ?」となった。
数日間、遠い昔にそんな時代があったぐらいしか記憶は戻らなかったのだ。
写真:昨晩の月。黄泉の国の玄関前に電飾設置。
●手拭い
コーヒー豆屋さんの5歳の娘が
うちの寝室に入って、
「おばあちゃん家の匂いがする」と言う。
ゲッ! それって加齢臭!
嗅覚がすごい娘だな!
しかし家全体、その匂いがするのではない。
今日SSが匂いの元を発見した。
手拭いの匂いだった。
ワシの頭から『わ汁』が出ているのかも。
そこで手ぬぐい40枚ほど天日干し。
実験的に半分は重曹水をスプレーした。
●絵
玄関前アート展に来た20代半ばの女性が絵を買い求めにやってきた。彼女は美術が好きで美術館には一日中いても楽しいという。僕のアトリエを見せたら、泊まるのかなと思うぐらいずっといろんな絵を見ている。
なんと生の一点ものの絵を買った。彼女にとっては高い買い物だ。彼女は右倣えや当たり前の生活からの飛翔をしたのだ。初めての一人海外旅行をクリアーしたようなものだろう。これから様々な国へ羽ばたけるのだ。
この絵は僕にとっても新しい一歩の絵だった。還暦に生まれ直そうと空き家を借りて絵描きに集中した。そこで生まれた絵だ。その後、絵が広がりペリペリという独自の画法が生まれ、そして去年『わ』の図の発見に至った。
彼女もこれをきっかけに自分を小さく閉じ込めず、好奇心を益々開花させ、可能性に満ちた新しい自分を成長させて欲しい。
写真:絵。
空き家を改造したアトリエ。1年間だけ借りた。
●枕木
通販生活の冬号がでました。
写真:使い物になるかどうかわからないけど、
腐ってボロボロの枕木を貰った。
昔は列車を走らせ活躍した奴だ。
ワシも今はボロボロだけど
花々に囲まれたいから
こいつもいい花壇にしたら喜ぶだろう。
●長閑
近所のおばあちゃんが、猫庭を見て「ここに来ると長閑でいいなぁ」と。
猫創作をする数年前、アメリカでの展示会を終えて、これからの方向性に迷っていた。アメリカ流は作家を持ち上げ、チヤホヤ金持ちにするが、根こそぎ利用する。好きな作家がいたが自殺している。作家も何もかも全て経済活動の歯車でしかない。どこかが狂っている。それに便乗した芸術活動もあるが、その誤謬を質すことの方がやり甲斐がある。
そんなときに夏目漱石の『草枕』に出会った。ずいぶん感動した本だ。そこに「芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊とい」とあった。
そうか! この玄関前でやっと『長閑』を創作できたように思う。
しかし重いもの持って腱鞘炎、歩きすぎて膝をやられ、身体ボロボロだけど。それでもすこぶる心地良い。
写真:片付けた玄関前と長閑を放射する朝日。
●招き猫祭りin伊勢
厳寒前の玄関前アート展の片付け。
さて遅ればせながら、恒例の伊勢の猫祭り開催です。
お近くの方はどうぞ。
第27回来る福招き猫まつり
期 間:令和3年10月16日(土)~10月24日(日)
営業時間:9:30~17:00
場 所:おかげ横丁一帯
※今年のテーマは「黄色」
●個展最終日
●大雨個展
大雨だからこその展示に急遽作り直した。大きなビニールシートを出して張っているときに昔が蘇った。
神奈川に引っ越した時、ここは見知らぬ土地。みんなに知ってもらおうと引っ越しパーティを計画した。しかしここに知り合いはいない。そこで近所を廻り、建物が面白そうな店に顔を出して、そこの主人と会って庭でのパーティに招待。
当日は台風並みの大雨、巨大なシートを桜の木に縛り、シートに溜まった雨を排除するためシートに穴開けたりしながら雨避けを作り準備した。こんな雨の日に誰も来ないかと思ったら、みんなやってきた。大雨の中、ほとんどずぶ濡れになりながらパーティは開催された。楽しかったさ。
そして今日も大雨、張ったシートが穴の空いたその時のシートだったのだ。そのお陰か予想以上に人が来た。雨の日だって大成功なのだ。
明日は最終日です。よろしく。
写真:
兄が大きなテントを持ってきてくれた。ありがたい。
大きなシートの下のカフェ。
●個展3日目
平日。
天候は芳しくない。
昼から雨、結構寒い。
それほど人も来ない。
そこでこれまでの準備&怒涛の二日間の疲れを癒すべく
アーユルベーダヘッドマッサージです。
基本、自分はアンマやマッサージなどほとんどしない。
よほど頭が疲れていたのだろうか、実に心地よい。
写真:
地球。
船を作ってくれた大工さんのヘッドマッサージ。
●個展2日目
玄関前アート展2日目
今日も抜群の天候、夏みたい。
昨日よりも多くのお客さんが来てくれて賑わった。
僕の作品の数十年ファン
イラストレーターの西又葵さんが
この個展のため、だけにだよ!
東京からわざわざ日帰りでだよ!
来てくれた。
これはとても嬉しいぞ!
写真:今回のテーマは太陽・地球・月。
これらの頭文字をとって
それに手を加え
『「たちつて」と僕』
なんのこっちゃ!
●家
明日、個展初日です。
よろしくお願いいたします。
ところで家と庭そのものが
僕の展示作品でもある。
この家は太陽の運行に合わせているので
冬に陽の当たらない部屋はない。
普通の設計では庭は家の脇役であるが、
この家は庭が中心
それも池を中心に間取りをしたものです。
また猫の毛並みに断熱効果があるので、
毛並みを木並みとして壁を覆っている。
玄関側の壁だから見てほしい。
歩くと木並みの色が変わるようにしてある。
写真:誕生日猫の『くろたん』とあくびネコ看板
●太陽
昨日、腰を捻ってしまいプチぎっくり腰。
それにSSがテニス肘になってしまった。
梯子にガッチリつけた太陽。
いや〜〜、重い!
身体が痛んで不自由な二人で
一体どうやって!
これを立ち上げればいいの?
まぁ、ふと
アイデアは湧き出るもので、
猫の庭にもちゃんと
太陽は昇ったさ!
●キワ
毎日、家と庭だけで一万歩ぐらい歩いている。脚立の上り下りもあるし、作品制作もある。疲れて死にそうです。しかし悔いはないな。
一つ言いたい。
死んだら、それは放射能のせいでもワクチンのせいでも為政者のせいでもないからね。何かの犠牲ではないからね。ワシの人生や命をそんな文明社会に還元して考えてもらいたくない。
生きているということは自然の中だろうが社会の中だろうが友達の中だろうが家族の中だろうが、どこだっていつだって命を危険に晒している。人はいつ死んでもおかしくないキワっキワにいつもいるのだ。まだ生きてるっていうだけでも感謝しなければいけないくらいだ。
写真:喜わ(キワ)の月。もう一つはおみくじ福猫100カードパネル。