2013年8月31日土曜日

[4230] ハス

四種類目のハスが咲いた。このハスは家の中で育てようと窓際に置いて試みたものだ。それなりに葉が出たのだが、外のと比べると育ちが悪い。そこで中は諦め、外に出した。今朝、咲いたのを見て、これまでで一番美しいと感じた。他のハスは一般的なピンク、大きな白、一天四海と名の付いたピンクの斑入りで、これは花びらにピンクの筋がある。あまり期待してなかったハスだから美しいと感じたのだろうか、けっこう好き。
  夕方、ガールズ農場に誘われ橋向こう側でBBQ。終わったとたんに大雨。ラッキーだね。写真のキャンドル竹もいいが、この建物の軒が好き。

2013年8月30日金曜日

[4229] テレビ

『空から日本を見てみようplus』というBSチャンネルの取材。放映になるかどうかは解らんが、空から気になるものを発見し降りて訪問、住人にインタビューするという内容だ。家が猫だから話しがきたのだ。「なんで猫? 何で田舎に戻った?」といういつもの質問をされた。「猫に選ばれた。庭好き」がいつもの返答だったが、今回は「日本で廃れていた招き猫」「田舎に戻ったのではなく、進んで田舎に向かった」になった。たぶん自分は些細なものや消えそうなもの身近で気付かないものなどに興味がある。単一発展のために中央にどんどん引きつけられてゆく今の社会を危ういと感じるのだ。多様性を無視している。人類存続には小さく弱いところに目を向けることだと思う。

2013年8月29日木曜日

[4228] ネズミランド

二十年以上前、浦安にあるネズミランドに、僕がまだネコランドを立ち上げる前、アメリカごときのエンターテイナーがどんなものかと視察に行った。オモチャデザインだらけで深みがなくどうでもいいと思った。しかしゴミを落とした瞬間、驚いた。地面に落ちた筈のゴミがないのだ。どこからともなく現れた親切で礼儀正しいお兄ちゃんがあっという間に掃除したのだ。あとで知ったがここには行動基準にSCSEというのがある。
 Safety(安全)、Courtesy(礼儀正しさ)、Show(ショー)、Efficiency(効率)という4つ。これらは優先順位の高い順に並んでいる。これによってゲストにハピネス(幸福感)を提供することができる。
 なるほどそのせいで僕はハピネスになってしまったのだ。一番は安全、経済は四番目なんだ。ネズミながらアッパレだと思った。原発はこの基準に反しているので、どうもアンハッピーに感じてしまうのだろう。政府はこの基準を見習うべきだね。

 

[4227] 誕生日

今日は僕の誕生日だ。それほど嬉しいことでもなんでもないが、とりあえずSSとパン屋のケンさんの3人で恒例のオリジナリティ溢れる昔の電柱の廃材で建てたという『ひつじ屋』にいく。誕生日ということで全身ブルーの衣装で決めて出かける。別に意味はないが、まあ青春の青を再びってことっすかね。ひつじ屋さんもいろいろ工夫してくれて美味しい食べ物や飲んだことのない美味いワインを出してくれた。冗談でスティービィワンダーのHappy birthdayなど口ずさんだら、意外と楽しい。他に面白いのはないかと、インディアンスタイルというのを見つけた。
http://www.youtube.com/watch?v=FWbRuUE5E9M
 なんか嬉しいな。歌っていいなぁと思った



2013年8月27日火曜日

[4226] 山伏

山形県には山伏がいて、昨日から千四百年続く『秋の峰入り』という行事で、数日間、山伏の格好をした参加者が出羽三山で山ごもり修行するらしい。
 修験道の概念 本で発生した山の宗教。神霊の宿る山岳を行場とし、自然崇拝を根幹とする信仰を、ありのままの自然を究極の仏の世界と捉え、山の大自然の中に身を投じ自然と一体化するという世界観によって体系づけ、全てに仏性があるという自覚と、往生思想を融合し、呪術を用い、神仙術を駆使することによって、除災・招福・治病・延寿の呪禁力を発揮する宗教。
 この概念を見ると、もはやなんでも融合してしまっているところがいいね。言い伝えでは崇峻天皇の蜂子皇子が開山とあるけど、それらとは無関係に、もっともっと以前から、縄文前から今までずっと日本人の山への共鳴は言葉を超えて深海の底より深いと思う。ともあれ山を歩き、何も見えない夜の山を味わえば、自ずと巨大な無と畏怖、大自然観を知るだろう。

2013年8月26日月曜日

[4225] 陶芸家

この村で活躍していた陶芸家が二年ぐらい前に、腹痛いのに病院もいかず「男が病院などいけるか!」と言いながら60代前半で急に亡くなった。一緒に工房をやっていた奥さんが旦那さんの死のショックも癒えて、やっと工房を壊すことにした。中にある道具工具その他一切を処分するというので、ボク猫窯と風呂窯とパン窯とカマ窯で貰いに行く。いろいろ物色している中、奥さんと娘さんが旦那さんの思い出話しなどをする。いろんなものをなんでも手作りする人並みでないバイタリティ溢れる人物だったことは工房見ても解った。見てて触って選んでいるうちにその活力がこちらにも伝わってくる。いい影響を受けました。ありがとさんです。

2013年8月25日日曜日

[4224] アート

アートというものの方向が一つだけだったら世界はつまらない。
 今朝、いつものように庭の鉢に水をやり、枯れた草や花などを取り除き、池の水を足し、柵の網に絡まったツルをカットし、地面に蔓延る草をむしり、パーゴラに這わせたツタを眺め芋虫などがいないかチェックする。
 その時「おおおおおおぉぉ! カッコいい!」思わず声を出してしまった。
 自然界は素晴らしいね。欧米では『自然』の反意語が『アート』らしいけど、そろそろ人間の高慢さでものを見るのは止めた方がいいと思うね。

2013年8月24日土曜日

[4223] 断念

昨日今日明日はお祭り。
 この村の徳内祭りに新庄祭り、そして蔵王の龍岩祭。全部ダブったので毎日違うとろに行こうと思っていたが、断念。どれもこれも断念。なぜならお腹が下っているような感じで、ビールも飲めないし、何食ってもお腹がクルクルして楽しめない感じなのだ。まあ、仕事忙しいのに裸で冷たいものばかり飲んで騒いでいたので罰があったのかもしれない。
 でのそのおかげで今日はいい仕事ができたから良しとする。
 皆さん、朝晩は冷えて来てますので、裸で過ごすのは止めた方がいいですよ。

2013年8月23日金曜日

[4222] 畑

これがSSのやっている畑だ。右の方で柵に絡まり立ち上がっているのが、毎朝絞って飲んでいるゴーヤ。その下のが坊ちゃんカボチャで奥のが漬け物にするとコリコリして美味しい黄色いコリンキー、左下がズッキーニ。もう終わったのがトウモロコシとジャガイモ。真ん中辺りのが毎日食っても食っても余るほど生るトマト、キュウリ、ナス、ピーマン。その他にカリフラワー、ブロッコリー、ネギ、ニンニク、春菊、人参、ツルムラサキ、オカヒジキ、ソーセージ、ハム、卵、牛肉、鶏肉、豚肉。
 ヒツジはひつじ屋のがうまいので植えてない。

2013年8月22日木曜日

[4221] 画家

夜は涼しくなって来たような……裸が暮らしにくくなってきています。
 今日は二十代の若い画家がやって来た。建物を描いている画家で、話しを聞いていて面白かったのは、原付で各県の県庁を、二県だけ除いて、全部見て回ったそうだ。県庁が好きなわけではなく、その県の一番賑やかなところを見て回ったらしい。面白いな、原付ってのがいいし、日本全国というのも素晴らしい。建物と県庁、繋がらないわけでない。僕も建築に興味があって、こんな家猫建てたわけだから、多少話しは弾んだ。
 写真は外に出ようとするカメ。普段はアトリエの隅っこにいるような引き蘢りのくせに、こうやって出ようとする。画家は絵を描くことで外に出ようとしている。どんどん外へ、どんどん新鮮に。

2013年8月21日水曜日

[4220] セブンセンス

京都や奈良からお客さんが見えた。レストランや酒蔵や杜氏の方々で、ワシの作品の秘密の変わり種作品が好きなようだ。
 その作品は写真のような作品で、ワシの作品の中では、たぶんいい気分に酒に酔った乗りに近い感覚でできる『セブンセンス』と名付けた作品。つまり知的指向の現代アートでも美しい芸術でもない。第六感という言葉があるけど、その一歩上をいくセンスという意味だ。
 みんなに喜ばれたので、調子こいた。またいつか乗りに乗ったときでもこのような作品を作ろうと思う。次に作るときは『エイトセンス』かな。
 

2013年8月20日火曜日

[4219] 平和のカネ

伊勢の遷宮をテーマに作品作りしていてこんな作品ができた。
 昨日、絵日記で書いたのぼりの『二礼』という文字を数字に当てはめたら『20』。その数字『2』と『0』を猫の手で表してみた。それがパッと見『2』が『ピース』、『0』が『マネー』になる。意外といける。この作品に『平和のカネ』という皮肉めいたタイトルが浮かんだ。
「平和をカネで買う」「平和のために戦争をする」「金があればラブもピースも手に入る」などなどの言葉が過る。太陽に向かってすくすく育つ言葉ではなく、どんどん地に堕ちる腐った言葉だ。どうも現代人の精神はかなり病んでいますね。バカヤローだね。でも皆さん平和もカネも欲しいわけだから……
 そこでタイトルは『平和とカネくれ、バカヤロー!』に決まった。今のところね。

2013年8月19日月曜日

[4218] 二礼二拍手一礼

来月の伊勢での展示会のための『のぼり』を描きました。今年は伊勢神宮遷宮ということ、伊勢で二十年も展覧会を開催してくれたこと、それらの感謝の意を込めて、神宮の挨拶である『二礼二拍手一礼』を立体にした。三段重ねで一番上の猫の目は四つあり、立ち姿で礼をしている。真ん中の猫は手が四つあり座って二拍手している。一番下が深々と一礼。それをイラストにしてのぼりに描きました。

会場:伊勢内宮前おかげ横丁内 名産味の舘2階 大黒ホール 
住所:三重県伊勢市宇治中之切町 52 番地 伊勢おかげ横丁
会期:2013年9月14日(土)〜9月29日(月)
問合せ:0596-23-8811
入場無料

2013年8月18日日曜日

[4217] 一天四海

ほら、咲きました。『一天四海』の名を持つピンクの斑入りがある白いハスの花です。まだまだ花芽が水面から伸び出ているので、これからも楽しみです。最近は朝、ゴーヤの生絞りにレモンを入れたジュースとスイカやモモという朝食を、この一天四海の鉢の前で食しています。
 それはいいのだが、このクソ暑い晴天続きでいろんな植物が枯れそうになっている。近所のおじいさんの所の栗の木は枯れて伐採らしい。伐採した木は薪にするため貰えるのは嬉しいが、栗拾いするところを、ふぅ〜、また新たに探さなければならなくなってしまったまったなし、はっきよいよい、のこったのこった、いってんしか〜い。

2013年8月17日土曜日

[4216] 服飾系

こうもしていられない、ワシャ来月展覧会を控えていて忙しいのじゃ、と言いながら来る客拒まず相手してしまった。
 写真は服飾系の人たちで、これから何かブランドを立ち上げる前途有望な若者達。まあ、可愛い子が一人いたから付き合っただけで、あとの男共は見えていない。なんてね。
 写真左から出身地が広島(梶包茎ヒンディ)、熊本(インド9ヶ月滞在して淋病ソウ)、東京(毛皮石のようなクリト)、東京(貧乳だけど可愛い帽子やさん)、福岡(ややホモ)、そして山形(僕、夏は裸の自然児)。彼らの印象をなんとなくこんな感じで捉えたので、どこかで会っても覚えているだろう。この若者らのユニット名が『パイプカット』。軽やかに少々エッチなファッションで世間を賑やかにしてほしいものです。またね。

2013年8月16日金曜日

[4215] 花火

毎年恒例になってしまった大石田町の花火大会にでかける。毎度連れのメンバーや趣が違う。初めての一昨年は兄嫁の実家があるというのでそこに出かけたが兄とケンカ。去年はハッピを着込んで御輿メンバーと出かけたが疲れた。今年は庭のパーゴラ作ってくれたタカピーの連れの若者達と河川敷にのんびり寝転がる。
 写真が河川敷で花火の中心。何百メートルともはや陣取られている。右が最上川で、ここを精霊流し、反対岸から花火が打ち上げられる。左手に家があり、これらは最高の花火見物席だ。何軒も写真のように二階の窓を外して窓いっぱいの花火を見ようと準備している。一昨年の兄嫁の実家もこれだったのだ。ん〜、残念。

[4214] 犬

暑いっすね。夜、寺からビアガーデンの誘いが来たので、仕事終わって出かけたら、誰もいない。9時過ぎてしまったからしょうがない。ピンポン鳴らしたら、飲んでけとシャンパンを勧められ、そのままシャンパン、ワイン、ブランデー。生ビールが飲みたかったのだけれども、まあいいか。ここは寺で父さんが悪者、母さんが絵を描く、息子が議員さん、奥さんが可愛い、娘・息子はまだガキ、犬と猫がいるけど、猫は見当たらない。犬、可愛いし面白い。この犬が人間なら可哀想な話しになるけど、犬だからオーケー。人間って狭いなぁと思った。

2013年8月14日水曜日

[4213] 寝心地

猫は寝心地のいいところを知っていると言う。今日もクソ暑いので、猫共はいろんなところで寝ている。
 写真はコンロの上の換気扇。そこにいる針金の猫の置物の右にいるのがマッピョだ。ここが寝心地いいのだろうか? いいとは思えないな。コイツはさっきまで風呂のフタの上で寝ていた。あそこはポカポカしているだろうから、コイツの寝心地は当てにならないと思う。体温が低いのかもしれない。
 あと通り道を通せんぼしているイゴ。これは確かに風が通るところだが、ワシやSSが始終通るし、右は玄関で誰かが来たりもするので、寝た気がしないと不機嫌になるようなところだろう。やはり寝心地がいいとは言えない。
 ダメじゃん、うちの猫共は。

2013年8月13日火曜日

[4212] 盆

わざわざ遠く石川県から家猫を見に、そして作品を買い求めてくれた。嬉しいもんすね。
 今日はお盆で墓参り実家に向かう。話しの合わない親父が「戦争かもな。今の軟弱な若者を鍛えるためにも戦争があったほうがいい」と粋がっていた。東京では排他的な若者が韓国や中国に対して罵詈雑言をぶちまけて粋がっている。政治も経済も粋がっている。
 このように人が結論を求めるのは何事かを完成したいからだ。でも完成したいと思う人の心は生まれてから死ぬまで、実は完成したためしはなく、いつだって未完成だ。未完成の人が考えることなど未完成に決まっている、のにね。
 見事に白いハスとピンクのハスが同時に咲いていた。とりあえずいつもの構図でパチリ。午後に萎み、明日の朝にはもう白い花びらは半分散ってピンクは色褪せているだろう。

2013年8月12日月曜日

[4211] ブヨ

夜、風呂から上がり、腰にバスタオルだけ巻いて、外で風にあたりながら虫の音に耳を傾け、源八さんとこで仕入れたそこらのビールとは酵母が違う美味いビールを煽る。いいわ。これが心地良いのだが、ときどき足や腕が痒い。蚊ごときの痒さは気にならないが、ブヨは困る。ブヨは刺された時は別にどーってことない。次の日からが痒くて我慢ならん。毒吸いで吸っておけばそれほどでもないのだけど、刺されたときはどこを刺されたか解らないぐらいそんなに痒くないのでつい忘れてしまうのだ。今日は風呂場で熱い湯に刺激され、昨日刺されたところを皮が剥けるほど掻きに掻き捲ってしまった。ここで思う。もしチンポの先など刺された日ニャァどうなるんだろう? 吸うわけにもいかない。皮が剥けるほど掻くわけにはゆかない。なぜなら包茎でないからだ。なんてね。

2013年8月11日日曜日

[4210] 静寂


 めちゃくちゃ暑い午前中はガールズと一緒に『スイカ三昧』の残骸だらけの庭の後片付け。椅子やテーブルなどを運んで往復する度に汗がドバーっと流れ落ちる。三度四度五度六度と繰り返し、だいたい片付き碁点温泉へ。ここでも汗をたっぷり流し、メシを食う。
 レストランから見えるプールは夏休みなので人でいっぱい。久しぶりに生のビキニ美人を見た。なんか特別な動物を見たような……。
 帰って寝る。ぐっすり眠りに落ちた。
 起きて、ボーッと庭を見ながら、静けさに包まれた。ほう、これが「祭りのあとの静けさ」なのか。

[4209] スイカ三昧

デガデガ天気。今日は猫庭にて『スイカ三昧』のパーティ。100人近い人がきたんじゃないだろうか? 盛大でした。
 写真は芝デッキで前髪をスイカットしている美容師友ちゃん。カットする人はそれほどいないだろうとハゲであるワシはそう思っていたが、意外と皆さん乗りがよく、繁盛でした。
 もう一枚の写真は仙台から来てくれたこの日一番のスイカファッション親子です。お見事。

2013年8月9日金曜日

[4208] 神から愛まで

今年秋、僕は伊勢神宮の遷宮にちなんだ展示会を控えている。伊勢では二十年も猫祭りをやらせてもらっているので、今年は感謝の作品を作っていた。神ネタが降りて、ずっと作り続けていた。ところで明日催す『スイカ三昧』準備で天から閃いたアイデアが神ネタと合体し、そして留まることなく変化をし下まで降りていった。とうとうチンポの下ネタになった。神ネタは上から下り下ネタに変化したわけだ。面白い行程だなぁと感じた。まるで水の流れのようだ。で、あとはアイデアも出なくなった。果てたみたい。そして明日は人間の祭りだ。愛だね。
 写真はハスおじさんからの注文の作品で、明日、スイカ三昧に合わせて僕のハスを見に来るんだ。

2013年8月8日木曜日

[4207] ソレ以外

いい天気っすね。なんか調子いいみたい。
『スイカ三昧』のチラシを作り、村を回り配る。自分の展覧会でもないのに一生懸命な肉体美のオレ。まあ、何十年と個展や人の集まるイベントをやって来たから、楽しいのが誰もが思うソレ以外の何かであることを知り、やっているだけ。おかげで、背中の弁天様が喜んで、またまたいい粘土作品ができてしまった。
 写真は、幾輪も咲いて美しく表現するコツを掴んだ白いハスの花。青い空と招き猫の家にフィットして咲いた。
 もう一つは『スイカ三昧』食券販売所の椅子とテーブル。

2013年8月7日水曜日

[4206] 来世

お客が最上川に落ちないように、有りもので、土曜に催す『スイカ三昧』の看板や道標などを作る。こんなことに時間を費やすと、今から控えている個展が大変だ。でもね、面白いことに、こういうことやっていると、本職の新しい作品が閃くんだよね。今日もいいのが閃いた。
 そこで思う。『来世はない』という理論は無い。今、現世で極める寸前まで何かをやっておけば、来世はチョチョイのチョイで極められちゃって、宇宙と自分が一体化するかもしれない。現世を下らなくしてしまったり、来世も無いような短い生き方や、現世しか通用しないような欲望だけのエゴイスティックな生き方をすれば、やはり来世が面倒で悩み多きものになってしまうだろう。大切なのはそんな『来世まで含めた今』だと思う。

2013年8月6日火曜日

[4205] 雨水樽

雨水樽が完成した。断水があったのがきっかけだ。中には200リットルのプラスチックの桶があり、水草と今年生まれた金魚の稚魚が二匹入れてある。この写真では簡単にできそうな雰囲気に見えるが、イヤイヤ、あなた、大変だったのだ、面白かったけどね。下の方に給水蛇口をつけようとして、断念。樽が地面から10センチぐらい浮いた方がカッコいいし、腐れないから、そうしようとしたが、これも断念。ギックリ腰だし。などなど無駄金を使い、右往左往して、全ての小細工を断捨離して、シンプルにこれが完成したのです。写真は、できたとたんに雨が降ってきたので、屋根からうまく雨水が入るかどうか検討しているところ。オーケーです。

2013年8月5日月曜日

[4204] 日本文化

昨日の相撲イベントで貰った大入りデザインの座布団の前で大眠りの三毛猫ピニャモ。
 『大入』って文字、こうやってみるとすごいいいデザインだ。日本人なら相撲は是非本物を見てみるべきだな。演出もビジュアルも日本の美しさ盛りだくさん。
 この間テレビでこんなこと言っていた「『日本人ばなれしたスタイル』などという褒め言葉が使われるが、これは『日本人のスタイルはダサイ、そこから離れているから美しい』という意味合いである」
 多様な価値観があるのに、日本人が己の文化の美しさを見失ってしまった言葉だ。もったいないと思う。

2013年8月4日日曜日

[4203] 統一理論

朝、植木鉢を持ち上げたら、ギックリ、あっ! 変、妙、痛い、なってしまった、ぎっくり腰に。アワワワ。痛い腰で前から予約していた尾花沢市に来ている相撲を見に。いい席なんだけど、アグラなので、立ち上がりとか、腰が……
 相撲取りってデカイですねぇ〜。凄まじい重力を感じる。大きい人ってのは相撲取りのように強い力があって、身体の線が美しく、心は優しく、弱気を助ける者でないとね。そのような大きな人の美しさを存分に出してくれるのが相撲イベントだと思う。素晴らしい。物理学では四つの力『重力』『強い力』『電磁気力』『弱い力』があるらしいけど、お相撲さんはこの四つを統一している感じがする。ここで思うのは、強い力だけ求めてはダメなんだ、無視しがちな『弱い力』が重要なんだと。

2013年8月3日土曜日

[4202] スイカ三昧

三日前、自転車でガールズ農場寄ったとき、ガールズリーダーが大雨の影響でスイカがどうのこうのと元気がなかった。マイナスなことは、チャンスに変えられる筈。そこで景気付けにパーティでもやろうかと、こんな企画を立てていたら、いろんな新しいアイデアも出てきて、結構面白くなり、盛り上がり、新商品も出てきた。『スイカレー』や『スイカクテル』など、意外と美味いかも。なんか計画的なパーティより、ひょんなことから何かが起きるってのがいいね。まあ仕事が忙しいんで、ちょいと気晴らしに、バカ騒ぎでもしよう。

2013年8月2日金曜日

[4201] 大阪人

そういや、大阪で展示会やっていたこと告知するの忘れていました。こんな手紙が来て、終わったことを知った。
 いったい誰からだろう? ワシの住所は『大槇』だけど、そこの文字がすごい。よく見てね。番地もデタラメ。よく届いたもんだ。大笑いしてしまった。
 変なファンが多いからな、ワシ。何年か前、サイババの弟子って言う人が現れ、ワシの絵を見て、渦が右回りだから間違いないなどと言った。これもまた変な人かなぁと、恐る恐る中身を開けた。一枚の手紙。宛名書く欄があそこまでデタラメなんだから、中身も宛名欄以上によくわからん。縦書きかと思えば横書きになり表裏自在に書きまくっている。名前を見たら、なんとビリケンを買ってくれた大阪の偉い社長さんだった。さすが大阪人は面白い。

2013年8月1日木曜日

[4200] 悪玉

玄関側に驚くほどピンクが目映い奇麗なハスが咲いた。栄養が良かったのかもしれないな。
 それはいいのだが、この間の人間犬の結果が届いた。悪玉コレステロールが151、要受診だってさ。悪玉で思い浮かぶのは政治家だ。党派が何であれ、権力を握ったらどんな善玉でも悪玉に変化してしまうのは何故か? これら悪玉の支配しているのがこの社会で、被支配者である社会人達は悪意のある悪口、悪態、悪行が好きになる。そんな社会だから僕はいつの間にかロックやファンクやレゲエやパンクが好きになってしまった。なんにもさ〜、空見て、川のせせらぎやバリのジェゴクなどの世界の民族音楽で良かったのに。