●奉仕
今日はゴザを敷いて
雰囲気を作る。
豆取りしながら思った。
この豆は食べてしまえば
それで無くなるが
種だから保存できる。
植えれば数倍になり来年も食える。
植えたい人がいたらあげても嬉しい。
都会だってベランダに植えることができる。
秋になればビールのつまみになる。
種を残し次の年にまた植えれば年々続く。
喜ぶ人も年々増える。
どんどん増えて地球を覆うことができる。
今、僕は
未来の食糧危機を防ぐ
ささやかな奉仕をしているのだ。
そう思うと心地よい。
やはり秘伝だった。