今年初めて、おかげ横町用に作った大作の納品、伊勢まで一人旅。旅といっても新幹線の中、私鉄の中、とにかく寝る、寝る、寝る寝る。これが旅というのか、目が覚めたら伊勢に居た、ただそれだけのような気がしないでもない。途中東京で、寝ぼけ眼でふらふらしながら乗り継ぎ、スカイツリーを目にし、ドデカイ茶柱が立った夢をみたぐらいだ。
伊勢は夏祭りの準備だった。
2012年5月30日水曜日
2012年5月29日火曜日
[3771] カエル
2012年5月28日月曜日
[3770] 大腸内視鏡
一応ケツが不安なので病院に行き、とりあえず大腸内視鏡をやることになり、今日やってきた。昨日から素うどんやお粥などのパンチのないものしか食えず、イマイチ覇気がない上、今朝は下剤で何度もトイレに足を運び、ケツから水しか出ない状態までした。今、目の前に全裸の可愛い女性がいても何もやる気がしないほど気が抜けている。虚ろな目をして病院に出かけ、ケツから内視鏡、お腹を空気で膨らまされ、検査は終わった。
看護士「もりさん、着替えが済んだら、先生のところに。お話があります」
はいと返事し、恐る恐る先生の前の椅子に背筋を伸ばして座る。
先生「痔です」
そうかそりゃよかった。ってそれが問題なんだけど、まっ、いいか。病院を出て、途中のスーパーに寄って、カツ丼と鳥の唐揚げ買って帰った。
看護士「もりさん、着替えが済んだら、先生のところに。お話があります」
はいと返事し、恐る恐る先生の前の椅子に背筋を伸ばして座る。
先生「痔です」
そうかそりゃよかった。ってそれが問題なんだけど、まっ、いいか。病院を出て、途中のスーパーに寄って、カツ丼と鳥の唐揚げ買って帰った。
2012年5月27日日曜日
[3769] 風呂桶
隣村の山奥に廃校になった珍しい円形小学校がある。三階が体育館になっている。去年、ここをアトリエとして使うため、陶芸家が引っ越してきた。陶芸家風呂道くんの作品は主に風呂桶を焼き物で作っている。作品や道具、空間の使い方、全てが大きいから、たぶん大物だろう。写真の左が風呂道くんで、その左にあるのが風呂桶、奥のは二三人は入れる大きさだ。神奈川にいる時、健康ランドで入ったことがあり、心地良いので並ぶほど人気だった。いつか庭に作ってもらおうかな。
2012年5月26日土曜日
[3768] 泣き猫展
『無くなり、もしくは亡くなり、それに泣くものあり、助けるものあり、祈るものあり』
このようなテーマにしました。
さて、だからといって、辛く悲しいものではありません。『泣く』の向こうには笑いがあったり、諦めもあります。笑いや諦めの深くには心の静寂があると思います。
最上徳内記念館は古い民家で縁側などもありますので、作品と庭を眺めながらボーッとしてみてください。
もりわじん個展 in 山形県村山市『泣き猫-まことの福祉』
催事名:『泣き猫-まことの福祉』
会期:2012年6月8日(金)~7月17日(火)水曜定休日
時間:午前9時~午後5時まで(午後4時30分までに入館)
会場:最上徳内記念館
明治時代に建築された旧家の母屋を庭園に移築した建物です。
住所:山形県村山市中央一丁目2番12号
問合せ先:0237-55-3003
最上徳内記念館ホームページ
会期:2012年6月8日(金)~7月17日(火)水曜定休日
時間:午前9時~午後5時まで(午後4時30分までに入館)
会場:最上徳内記念館
明治時代に建築された旧家の母屋を庭園に移築した建物です。
住所:山形県村山市中央一丁目2番12号
問合せ先:0237-55-3003
最上徳内記念館ホームページ
2012年5月25日金曜日
[3767] 犬
この颯爽と走る姿は美しい。やはりピニャモはポチくん系の犬モドキなのか、ものを投げると走っていって、くわえられるものならくわえて僕の目の前まで持ってきて、ポトンと置く。これが可愛いので何度も何度もやる。そのうち何十回に一回ぐらい僕の手にくわえていたものを落とす。こんなときは無上の喜びを感じる。写真のあの結んだビニールヒモが最近のお気に入り。
ワガジン
初の絵本「春フタタビ」
Amazonより購入可能です。
※Amazonにて品切れの際は、Amazonの「出品者から購入」をご利用ください。
出版社から直接お送りいたします。
2012年5月24日木曜日
[3766] 船下り
やっと庭で食事ができるいい季節になりました。それほど暑くもないので、ちょうどいい感じだ。SSの左手の先に刺さって見えるのが、最上川の川下りをしている船だ。乗ったことはないけど、最上川三難所、碁点、三ヶ瀬、隼をヤバそうな岩を避けながら下ってゆく。ちょうど目の前が最上川三難所の一つの碁点というところに当たるので、招き猫になっている家が福を招く。ついでにここで食事しながら天皇のようにニコニコし胸元で手を振って、下々の無事や繁栄を祈ってあげる。よかよか。
2012年5月23日水曜日
[3765] フジ
玄関にある鉢植えのフジが見事に咲きました。親戚のおばちゃんがやってきたので、きれいでしょって言ったら、「フジだからね」と僕を不思議なものを見るように、まるで僕がオカシなこと言っているかの如く、見つめられ当たり前に言われた。そういやそうかもしれない。今の季節、最上川の岸辺を散歩するとフジとキリがたくさんあって、至る所紫色だものな。
2012年5月22日火曜日
[3764] アナフィラキシー
2012年5月21日月曜日
[3763] 食中毒
今朝、ブリの子を三枚に下して刺身、残りを漬けにした。なかなか楽しい食事になったように思うだろうが、どうも自分で捌いた刺身をうまいと思えない。包丁は切れ味悪いし、まな板にばい菌が蔓延しているのでは? とか、虫などいないだろうか? など考えてしまう。過去、痔・ウルシに続き、自分で料理して凄い食中毒に二度遭っているからだ。一度はアメリカで、エビ食って体中腫れた。足の裏もチンコもだ。そのまま倒れ、幻覚。草原を可愛い女の子とスローに走っていた。二度目は山形で、牡蠣食って口だけで足りず鼻の穴からも吐いた。今日はドキドキしながら食った。美味かったのだろうか?
[3762] 弟
写真の奴は僕の二つ下の弟だ。顔も性格も身体も頭も何もどこも、まるで赤の他人以上に似ていない。こいつはどこの子なのだろう? 僕の兄や父親と似ているから僕の親の子だ。実は家族で似ていないのは僕なのだ。そんなことはどうでもよく、この似てない弟は海男であり山男でもある自然児だ。朝4時から海に出て、この写真のブリの子を釣ってやって来た。ブリは出世魚というもので、この大きさはハマチとかワラさと呼ばれるものらしい。なんで名前が変わるんだろう?
2012年5月19日土曜日
[3761] ウルシかぶれ
「素晴らしい 立派な人気の アーティスト 痔だったなんて もうファン止めよう」
痔などは大したことなく、もないが、たぶん命に関わるようなものではない。僕の人生、顎が外れたことが二度、漆と知らずに庭に植えたツタウルシでとことんやられたりと妙な苦しみに出会うようだ。この写真は数年前に漆かぶれになったときのものだ。身体もです。殴られたわけではありません。爽やかな普段の顔と比べてみてください。今、思い出しても痒いわ。
2012年5月18日金曜日
[3760] 思考
やはりケツが疼くので、なるべく椅子に座らないことにし、痔に付いていろいろ調べる。思い起こせば29の時、最初の痔の手術をし、元気になってNYで作品発表。42の時、二度目の手術、元気になって神奈川に家を持つ。痔とは、大きな変化を求める賢しらな思考に「そんなもんつまらん」と訴える肉体の信号なのかもしれない。で今回、またもや賢しらな思考が何かをしでかしたがっているのだろうか? また手術なんて嫌だから、大きな変化などもう求めないことにした。自然が一番、目の前の川のようにゆったり生きることに決定。
2012年5月17日木曜日
[3759] 庭
2012年5月16日水曜日
[3758] ポチ帰還
ポチくんは二泊して朝方4時ぐらいに帰ってきた。撫でてやろうと近づいたら、前以上にビビリ逃げた。まあ一安心ということでエサ用意し仕方なしに寝たが寝付けない。いったいどこに二泊もしていたんだろう? と考える。喧嘩して傷ついたという形跡もないし、汚れてもいない。この辺りの農家のじいさんは4時前には起きる。じいさんが畑仕事をしようと納屋を開けたらポチが閉じ込められていた。ポチくんはハゲたじいさんに恐怖を感じ納屋を脱出。帰ってきて僕の頭を見てフタタビ恐怖がぶり返した。まあそんなとこかな。しかし近所にハゲたジジィいたっけ?
2012年5月15日火曜日
[3757] ポチくん
困った〜。昨日の晩からポチくんが帰ってこない。デブで餌の時間5分前にはいつも「ニャー」と時間を知らせるぐらい食い意地張っていたのに。家の周り隈無く探し、保健所にも電話したし、近所の人にも聞いたけど、どこにもいない。帰って来いよ〜、ポチく〜ん。キンタマないくせに、腰にハートの模様なんかつけて恋でもしているのかい? なぜに最上川見てるんだい? 餌たらふく食わしてやるから、帰って来いよ〜
2012年5月14日月曜日
[3756] 碁点文字
ケツが疼くので温泉に出かける。普段は大浴場で仰向けに天井を見ながら湯に浸かるのだが、なんとなくケツが気になるので、うつ伏せになってケツを天に向ける。そうすると写真のような看板が目に入る。「うたせ湯」の下に見えるのが、この辺りで大昔から使われている文字で、近所の老人共はこれでうたせ湯だとわかる。言葉が訛っているだけでなく訛り文字まであるのだ。これは縄文文字の変化したもので、碁点文字と言われ、カタカナ文字の起源とさえ言われている。最近、この文字を使った物語文も発見され……
2012年5月13日日曜日
[3755] 姪っ子
連休にフランスに出かけた姪っ子が土産を持って仙台から友達とやってきた。みんな二十代半ば。一番右がその姪っ子、その左隣が仕事を辞め、来月からオーストラリアに一年程滞在する。その左隣はこの三人参加のwebマガジン『スキマガ』を作っている。そして左端も姪っ子で右端の姪っ子の妹、シャレや冗談好きな彼女は釣り好きの彼氏と連休に八丈島に行った。面白いもんでした。
2012年5月12日土曜日
[3754] スイレンの葉
「まだ疼く? うん、少しだけ ささやく屁」
どうしたのだろう、ケツに響く今日のこの寒さは? 『春フタタビ』という個展をやったばかりなのに、再び冬ですか? 外の池では待ちこがれていたスイレンの葉が浮いてきたというのに。仕方ないので薪ストーブに火を入れた。いいわ、眠くなってきちゃった。
どうしたのだろう、ケツに響く今日のこの寒さは? 『春フタタビ』という個展をやったばかりなのに、再び冬ですか? 外の池では待ちこがれていたスイレンの葉が浮いてきたというのに。仕方ないので薪ストーブに火を入れた。いいわ、眠くなってきちゃった。
2012年5月11日金曜日
[3753] ジージャン
2012年5月10日木曜日
[3752] 取材
2012年5月9日水曜日
[3751] 血
さてと復活せねば。やはりかなり疲れが溜まっていたんだろうな、帰宅して二日間昨日まで時差ボケのように眠くて眠くて何もできない。おまけに昨日の夜中、ふと目が覚めうんこしたらケツから血が吹き出た。数年前に瀬戸で個展会期中に出て以来の痔だ。大昔に二度の手術で完治した筈だが、ワシここ弱いみたい。あ〜、疼く〜〜〜
2012年5月8日火曜日
[3750] 藤
よくまあ立派になったもんだ。前に住んでいた津久井の家のデッキに細々とひょろひょろと小さな鉢に植えていた藤で、枝の途中からぶった切って持ってきた。藤棚でも作ろうと思っていたのだが、こっちは山やその辺り至る所で藤を目にするので、半ばどうでもよくなっていた。そこでなんとなく地植えは止めて、でかい鉢に入れて放っておいたのが、見事に花房をわんさと付けていた。嬉しいもんです。
2012年5月7日月曜日
[3749] 帰宅
2012年5月6日日曜日
[3748] 個展最終日
2012年5月5日土曜日
[3747] GO
朝は風が強かったが、昼から見事な快晴。夏に向かうような温度上昇と大勢の人の入りで少々吐き気と目眩がしていた。そこに現れたのが、友人のスタイリストと一緒にGOという猫。この猫はタレントしょこたんのスタイリストの仕事で、撮影に便乗し、しょこたんに抱かれてスクリーンデビューを果たした、どこへ連れて行っても嫌がらない猫なのだ。うちの猫など時に病院に連れて行こうと車に乗せたら、天地がひっくり返るほどビエ〜ビエ〜泣く。可哀想で、可哀想で、自分が悪いことでもしているような気分になってしまう。
2012年5月4日金曜日
[3746] おばあちゃん
おばあちゃんは、今から十数年前、当時50代後半、何の気なしに青梅の住吉神社の石段を上った。そこの神殿では僕の個展が開催されていた。大きな会場なので、猫神様クラスの大作を中心に神仏猫が100体鎮座していた。おばちゃんは感動し、それ以来僕に会うのを楽しみにしていたらしい。今日それが実現し、初めて見た絵に感動、二点を選び、他のお客を顧みず、二時間近く写真のように座ったまま、どっちにしようか悩んでいた。とうとう決まったのはいいが、猫の顔が悲しいそうだから、目を明るい青にして欲しいと言う。
「先生の絵はうまく描いてないのがいい。何でこんな風に描けるの?」と問う。
「下手だから」と答えたら、大喜びしていた。
絵の良さがわかるいいおばあちゃんだったので、ペペペッと絵の具を塗って目を青くしてやった。
「先生の絵はうまく描いてないのがいい。何でこんな風に描けるの?」と問う。
「下手だから」と答えたら、大喜びしていた。
絵の良さがわかるいいおばあちゃんだったので、ペペペッと絵の具を塗って目を青くしてやった。
2012年5月3日木曜日
[3745] 小説
中休みも終わり、後半初日なのに凄い大雨。それでもお客さんはしっかり来てくれた。僕なら晴耕雨読タイプだから、どこへも行かないな。しかし今は雨読ではなく、お客さん相手しながら『雨書』、つまり小説を書いていたのだ。
この二日間ゴロゴロしていて人の小説読んで、いろいろと刺激を受けたんだろう。今朝方、乗りの悪かった書きかけの文章に手をいれていたら止められなくなってしまったのだ。そのまま個展会場に。また遊び相手ができて嬉しい。写真は広目天猫、広く世界を見ようと目が四つになってしまった。
この二日間ゴロゴロしていて人の小説読んで、いろいろと刺激を受けたんだろう。今朝方、乗りの悪かった書きかけの文章に手をいれていたら止められなくなってしまったのだ。そのまま個展会場に。また遊び相手ができて嬉しい。写真は広目天猫、広く世界を見ようと目が四つになってしまった。
2012年5月2日水曜日
[3744] 読書
個展中休みで大雨だから、六畳一間で布団を敷いたままゴロゴロ本読んだり、絵を描いたりしている。久しぶりにアパート暮らしに戻ったような気分だ。川上弘美の小説なんか読んでいるものだから、治りかけの風邪のせいもあってか、いつの間にか寝入ってしまい、今浮かんでいる映像が小説の内容なのか、夢なのか、それとも現なのかわからなくなる。この心地良さを4、5日このまま静かに満喫したいね。
2012年5月1日火曜日
[3743] リセット
個展の中休みです。十年以上も風邪引いたことがなかったのに、ここでこの貴重な個展で風邪を引いてしまった。バカじゃなかったわけだ。今日は風邪を治すために布団に潜り込んでは大汗かき、着替え、また潜る。とにかく久しぶりに飽きるほど寝た。喉の痛みから始まり鼻水と気合いの入らない咽せるような咳になり、今はボーッとしていて、胃が重い。
ところでこの風邪だが、復活とともに身体が根元からリセットされたような気分だ。たまには風邪を引いた方がいいのかもしれない。
ところでこの風邪だが、復活とともに身体が根元からリセットされたような気分だ。たまには風邪を引いた方がいいのかもしれない。
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