●蔵王の
SSの還暦祝いに蔵王旅行。
2泊。車が苦手な自分にとっては遠い旅だ。子供の頃から乗り物は苦手で、両親は僕を蔵王にスキーに連れて行ったり御釜に連れて行ったりしたが親の期待にそぐわない、面白いわけがない。自分で車を運転してみて初めて親って偉いもんだと染み染み思った。しかし寂しいことに親とのスキーも御釜も記憶にない。
記憶蘇るかなと御釜に行こうと思ったが車苦手だし渋滞らしいので諦めた。車なしのロープウェイで散策。天候もよくやや紅葉していた。昔を思い出すことは無かったがとても楽しかった。
毎度思うが旅館の食事は自分にとっては量が多過ぎて残すの勿体無いし食い過ぎになるのが難点だ。普段の3倍以上はあると思う。価格は同じで構わないから何か持ち帰りのプレゼント付きで『少量薬膳コース』またはお酒類込みにして『晩酌少量おつまみコース』とかあればいいと思った。
帰りは知人宅の訪問をこなした。音茶屋の齋藤君はとても元気、たまたま居合わせた彼の両親といろんな話をしてしまった。とにかく内装が美しい、それにグリーンカレーが美味い。次にニュアージュマフィンの粟野君、奥さんに初めて会ったが気さくでいい感じ。この建物はなかなかオシャレで、多分知っている建築家だ。マフィンは遠くからも買いに来るほど人気。最後に発酵住宅の高木さん、民藝骨董屋を始めたというので座禅用に変なもの買った。建物ついでに感動した建物、蔵王内にある三五郎ホテル&レストラン、これはど迫力だった。一見の価値有り。
総合していい旅だった。